2005年06月06日
クール・ビズ=かりゆしウェア
クール・ビズの着用を政府は呼びかけている。6月1日から各省庁での着用を推奨、国会でもノーネクタイが目立っている。
夏の冷房の電力を節約しようというものだが、愛・地球博では財界の大物に混じって沖縄知事もかりゆしウェアでファッションショウに出た。
沖縄のかりゆしウェアは30年以上前から観光業界を中心に推奨されたが、これほど一般的になったのは数年前からだ。
わたしも20年以上前からかりゆしウェアで通しているが、その前の数年はデザインがかっこわるいので色やガラのついたワイシャツを着ていた。しかし、かりゆしウェアを当時はいろんな所からもらうので、有効活用のために着ていたら、かっこいいとか悪いとかはどうでもよいと思うようになった。ネクタイをしなくてもかっこわるいかりゆしウェアならOKという雰囲気にだんだんなってきたのだ。ネクタイをするより、かりゆしウェアの方がよいから、ガラなど気にせずとにかくかりゆしウェア(アロハも混じっているが)を着た。
ちなみにアロハをデザインした人はハワイのアメリカ人で7、80年前の話し。7、8年前にアロハを生んだデザイナーが90何歳かで亡くなったという記事が朝日新聞に出ていた。
そして、驚くことに、そのデザイナーはサトウキビ畑で働く日本人の着ていたものを見てアロハをデザインしたというのだ。7、80年前にハワイにいた日本人というのはかなりの確率で沖縄人であるから、ひょっとしたら沖縄の絣などがヒントになったかも知れない。するとアロハとかりゆしウェアは兄弟分であるといって良いだろう。
そのかりゆしウェアについて、沖縄観光振興研究会(会長・大城栄禄元観光リゾート局長)で踏み込んで研究したことがある。スーツ、ワイシャツ、ネクタイというのはヨーロッパ人が毛を見せないようにするための礼儀の意味があった。長袖にして毛を見せない。クビにネクタイをして胸毛を見せないようにすると言うことらしい。
沖縄サミットで半袖のかりゆしウェアを着るのに各国首脳が躊躇したのは毛が見えるからという話しもある。
沖縄もハワイもあまり毛について気にしてないようだが、東南アジア、タイやフィリピン、インドネシアなども紅型や絣に似た民族衣装があり、長袖で正装になっている。
かりゆしウェアのガラは増えたが、正装とか礼服のようなところまでデザインされると面白いと思う。
写真は5月25日の琉球新報夕刊に出た霞ヶ関でのかりゆしウェアの販売会の記事。小池百合子沖縄担当大臣が着ているのは、玉泉洞の「サンフレンド」というブランドだそうだ。玉泉洞の担当者が知らせてくれたものだが、カタログによると花鳥紅型柄の女性用、定価は6,510円となっている。





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