2005年12月12日

カルロス・ゴーン以上

県内有力観光関連産業の社長がいう。

「わたしは面接、入社式で若い社員に会い、成人式にも出ている。もう一回式に出たい。それは結婚式だ」

「県外からも新人を採用しているが、男子には沖縄婿(ムーク)になれといい、女子にはお嫁においでといっている」

「工場の新入社員は、長く工業高校卒をとっていたが、普通高校もとることにした。優秀だが、経済的な理由で就職するという学生ならとろう、チャンスを広げてやろうと工場にいったら、賛成してもらえた」

「会社をやっていて、地域にこのように貢献できるのがとてもうれしい。わたしの仕事は本当はこれだ」

そんな話、普段は全然しないじゃないですか。

「それは、記者会見やインタビューでそんな話題にはならないし、経営状況を正直に話す場だと思ってますよ」

報道関係者と経営陣約50人との忘年会、酒も入っていて、わたしの記憶も精密ではないので実名は出さないが(電話での問い合わせがあれば応じますが(笑))、社長就任後3年でそれまでの大赤字を黒字に転換し、名物の労働争議を沈静化させ、誰もクビにしていないこの社長は、ニッサンのカルロス・ゴーンより偉いと思う。

わたしの記事を切り抜いて持っていると言い、この時は30分くらいわたしのいるテーブルで、日頃あまり聞くことのない話しになった。  
Posted by 渡久地明 at 00:00Comments(0)TrackBack(1)