2006年12月22日
本日配信された天妃ドットコムメールマガジン
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天妃ドットコム・メールマガジン-1222(No.270)
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● ●沖縄知事は間違った日本の
構造改革にインパクトを与えるべき-渡久地明●●
10年で観光客1000万人を公約に掲げた仲井真弘多新知事が誕生した。
11月の選挙までさまざまな政策が打ち上げられたが、1000万人という
公約は非常に分かりやすかった。対して糸数慶子氏は10年で800万人と
冴えない目標で、数で負けていた。
わたし(たち)は8年前(大田VS稲嶺の知事選)に、観光客1000万
人を目標に、すべての政策を組み立てるべきだと提言したことがある。19
98年知事選の年、ケーブルテレビの番組で2016年頃には観光客数は
1000万人に到達するだろうと予想を述べた。そのうえで新知事は200
5年までの7年で、前倒しで1000万人を計画すべきと主張したのだが、
8年早かった。2006年のいま、10年後の1000万人はこれまでの経
験から十分実現可能な数値目標である。
1000万人達成には那覇空港の整備や道路、港湾など社会資本、食糧な
どあらゆる生活物資の供給体制、リゾート施設などを整えなくてはならない。
逆に1000万人を打ち出すことで、沖縄は伸びると見た内外の投資が集め
られると予想していた。雇用も倍増し、失業が減り、県民所得は大幅に拡大
するはずである。失業をなくすためには観光客1000万人を打ち出すのが
ベストだ思えたのだった。
1998年にこれが沖縄県の政策となっていれば、那覇空港の平行滑走路
は今ごろ実現していたのではないかと思う。2005年の1000万人では
なく、素直にトレンド通り2016年の1000万人と打ち出せばよかった。
しかし、1998年から20年近く先を見ると、気が遠くなりそうな未来に
見え、30代の青年であったわれわれには我慢ができなかったのだと、いま
思う。
しかし、2007年を迎えようとしているいま、もっと鮮明に先が見えて
きた。嘉手納以南の米軍基地1500ヘクタールが2014年までに返還さ
れる。
巨大な土地が新たに供給されるから、それをフルに活用するために観光産業
の立地をさらに進めなければならないと予想される。
問題は二つ。第一に観光客そのものはいるのかという問題だ。これについ
ては日本人の旅行需要は年間3億5000万人前後の規模がすでにあるので、
その3%を取れば十分1000万人に届く。10年先を見れば、当然、外国
人客も100万人の単位で増えているであろう。需要には問題はない。
第二に空港などの社会資本である。これは普天間基地の返還を含めて大が
かりな財政投資が必要になるので、不況下の緊縮財政では日本中から抵抗が
あるだろうと予想していた。案の定、2001年に登場した小泉純一郎首相
は無駄な公共投資をやめると言って、ゴーサインが出る直前だった那覇空港
の拡張を取りやめにした。
これがこんにち尾を引き、2002年から始まる新振計では2011年の
観光客数を650万人と低い目標に押しとどめることとなった。こんな低い
伸びではいつまで経っても沖縄経済は好転しない。
この状況を打開するには、日本全体の経済政策を転換させるのが手っ取り
早いと思われた。デフレから脱却し、世界各国が当たり前に実現している毎年
数%の名目成長率を実現すれば、すべての国民が恩恵を受ける。格差が広が
ることはなく、パートやフリーターがこれほど増えることはなかった。多く
の日本国民は痛みを押し付けられているのに、間違った経済政策である構造
改革を好んだ。そのおかげで国民に貧富の差が広まると、貧しいのは自己責
任だと思いこんでいるのである。
もっとも、米軍基地返還にともなう沖縄の再開発などはグアムの基地移転
も含めて10年で数兆円規模であり、不況下の日本であっても負担できない
額ではない。日本全体の経済政策の転換までは必要ないといえる。
しかし、デフレで格差が広がり続けると、3億5000万人という旅行の
総需要が減少に向かい、旅行消費も次第に減少せざるを得なくなるだろう。
観光客の消費金額が長期低落傾向にあるのはこれが原因だとわたしは見てい
る。このデフレという不幸な状態を転換すべきだ。
次に必要なのは日本の経済政策の大転換である。市場原理主義に基づく間
違った構造改革路線(世界に格差をバラ撒いたグローバリズム)を正すため
に、沖縄からインパクトを与えて欲しいと思う。
とぐちあきら。沖縄観光速報社編集長・工学修士。
★★★(@^0^@)まさたんが行く-「変身まさたんを見かけたら」★★
(まさたんは、吉元政矩代表の愛称です)
師走もいよいよピーク。クリスマスに年末にと、まさたんサンタは大忙し。
いったいあちこちに花を咲かせに動き回っているのか。おっと、これは花咲
じいさん。状況によってサンタや花咲じいさんに変身しても、幸せを届けた
いという思いは同じ。まちで変身まさたんを見かけたら、気軽に声をかけて
くださいね。来年も良い年でありますように。
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編集:天妃ドットコム・メールマガジン編集局、発行:沖縄21戦略フォー
ラム(毎金曜日配信)〒902-0078沖縄県那覇市識名3-15-13
TEL 098-831-8999 E-mail oki21sf@m1.cosmos.ne.jp
ホームページ http://www.tenpi21.com/ 掲示板へご意見、ご感想など
お寄せください。吉元政矩代表の社会や時代を読み解く「今週のコラム」も
好評連載中です。
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構造改革にインパクトを与えるべき-渡久地明●●
10年で観光客1000万人を公約に掲げた仲井真弘多新知事が誕生した。
11月の選挙までさまざまな政策が打ち上げられたが、1000万人という
公約は非常に分かりやすかった。対して糸数慶子氏は10年で800万人と
冴えない目標で、数で負けていた。
わたし(たち)は8年前(大田VS稲嶺の知事選)に、観光客1000万
人を目標に、すべての政策を組み立てるべきだと提言したことがある。19
98年知事選の年、ケーブルテレビの番組で2016年頃には観光客数は
1000万人に到達するだろうと予想を述べた。そのうえで新知事は200
5年までの7年で、前倒しで1000万人を計画すべきと主張したのだが、
8年早かった。2006年のいま、10年後の1000万人はこれまでの経
験から十分実現可能な数値目標である。
1000万人達成には那覇空港の整備や道路、港湾など社会資本、食糧な
どあらゆる生活物資の供給体制、リゾート施設などを整えなくてはならない。
逆に1000万人を打ち出すことで、沖縄は伸びると見た内外の投資が集め
られると予想していた。雇用も倍増し、失業が減り、県民所得は大幅に拡大
するはずである。失業をなくすためには観光客1000万人を打ち出すのが
ベストだ思えたのだった。
1998年にこれが沖縄県の政策となっていれば、那覇空港の平行滑走路
は今ごろ実現していたのではないかと思う。2005年の1000万人では
なく、素直にトレンド通り2016年の1000万人と打ち出せばよかった。
しかし、1998年から20年近く先を見ると、気が遠くなりそうな未来に
見え、30代の青年であったわれわれには我慢ができなかったのだと、いま
思う。
しかし、2007年を迎えようとしているいま、もっと鮮明に先が見えて
きた。嘉手納以南の米軍基地1500ヘクタールが2014年までに返還さ
れる。
巨大な土地が新たに供給されるから、それをフルに活用するために観光産業
の立地をさらに進めなければならないと予想される。
問題は二つ。第一に観光客そのものはいるのかという問題だ。これについ
ては日本人の旅行需要は年間3億5000万人前後の規模がすでにあるので、
その3%を取れば十分1000万人に届く。10年先を見れば、当然、外国
人客も100万人の単位で増えているであろう。需要には問題はない。
第二に空港などの社会資本である。これは普天間基地の返還を含めて大が
かりな財政投資が必要になるので、不況下の緊縮財政では日本中から抵抗が
あるだろうと予想していた。案の定、2001年に登場した小泉純一郎首相
は無駄な公共投資をやめると言って、ゴーサインが出る直前だった那覇空港
の拡張を取りやめにした。
これがこんにち尾を引き、2002年から始まる新振計では2011年の
観光客数を650万人と低い目標に押しとどめることとなった。こんな低い
伸びではいつまで経っても沖縄経済は好転しない。
この状況を打開するには、日本全体の経済政策を転換させるのが手っ取り
早いと思われた。デフレから脱却し、世界各国が当たり前に実現している毎年
数%の名目成長率を実現すれば、すべての国民が恩恵を受ける。格差が広が
ることはなく、パートやフリーターがこれほど増えることはなかった。多く
の日本国民は痛みを押し付けられているのに、間違った経済政策である構造
改革を好んだ。そのおかげで国民に貧富の差が広まると、貧しいのは自己責
任だと思いこんでいるのである。
もっとも、米軍基地返還にともなう沖縄の再開発などはグアムの基地移転
も含めて10年で数兆円規模であり、不況下の日本であっても負担できない
額ではない。日本全体の経済政策の転換までは必要ないといえる。
しかし、デフレで格差が広がり続けると、3億5000万人という旅行の
総需要が減少に向かい、旅行消費も次第に減少せざるを得なくなるだろう。
観光客の消費金額が長期低落傾向にあるのはこれが原因だとわたしは見てい
る。このデフレという不幸な状態を転換すべきだ。
次に必要なのは日本の経済政策の大転換である。市場原理主義に基づく間
違った構造改革路線(世界に格差をバラ撒いたグローバリズム)を正すため
に、沖縄からインパクトを与えて欲しいと思う。
とぐちあきら。沖縄観光速報社編集長・工学修士。
★★★(@^0^@)まさたんが行く-「変身まさたんを見かけたら」★★
(まさたんは、吉元政矩代表の愛称です)
師走もいよいよピーク。クリスマスに年末にと、まさたんサンタは大忙し。
いったいあちこちに花を咲かせに動き回っているのか。おっと、これは花咲
じいさん。状況によってサンタや花咲じいさんに変身しても、幸せを届けた
いという思いは同じ。まちで変身まさたんを見かけたら、気軽に声をかけて
くださいね。来年も良い年でありますように。
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