2007年05月26日

豚の悪臭で困っていた米軍

 カラスが米軍の弱みになるという話の続きで、実際に米軍に打撃を与えていた実例を紹介しよう。
 
 キャンプ・マクトリアスというのが具志川市(いまのうるま市)にある。39ヘクタール、もとは海兵隊基地司令部だったが、その後、住宅地になり、米兵の家族が住んでいる。
 
 もう7、8年前になると思うが、そのキャンプ・マクトリアスに隣接して豚肉のラード工場があった。
 
 このラード工場は大変儲かっていたが、周辺が発展するに連れ悪臭を放つことから、公害発生源といわれるようになっていた。
 
 この臭いを一番嫌ったのがキャンプ・マクトリアス住民であることはいうまでもない。
 
 移転して欲しいという問題になっていたが、工場も米軍の要望など聞いてやる義理はないので、長期にわたって米軍を悩ませ、大きな問題になっていた。
 
 これも現代の米軍に打撃を与えるひとつの有力な方法である。最新の装備を持つ米軍も超古典的なやり方で撃退できるカラスとは別の実例といえる。米軍住宅地のそばにラード工場や悪臭対策がずさんな生ゴミ処分場をつくるとよい。
 
 この状態を続けていればひょっとしたら、日米協議のゴタゴタの際、海兵隊の他の基地との統合のかたちで返還があったかも知れない。
 
 ちなみに、このラード工場は例の島田懇事業で移転が実現した。島田懇事業とは、米軍基地所在市町村に地域活性化策を導入するといもので、現実には地域の公民館のようなものを整備するいわゆる箱モノ事業となった。予算は10年で1000億円というものだ。このカネが使い切れなくて困っている。
 
 キャンプ・マクトリアスのラード工場移転は米軍の要望に基づいてラード工場を移転させるということになるので、当然、島田懇事業の対象にはそぐわない。
 
 ところが、政治を知りぬいていれば、ラード工場を移転させて、跡地に公民館のようなものをつくり、地域活性化がなるという絵図を描き、米軍、国内有力政治家を動員すると、非常に困難な仕事ではあるが、事業の対象とするのは不可能ではない。表には一切出てきていないが、これをやった人物がいたのだ。
 
 実際その絵を描き、島田懇事業として約27億円を引き出し、ラード工場に十分以上の立ち退き料を支払い、公民館のような建物を建てた、という実例が「いちゅいじんぶん館」という建物だ。
 
 近くの読者はこれが本当に27億円もする建物かどうか、ぜひ見に行って欲しい。「いちゅいじんぶん館」は以上のような経緯でできた政治的な箱モノである。
 
 島田懇事業への批判は、たとえば沖縄タイムス
 
 http://www.okinawatimes.co.jp/spe/sinario20060617.html
 
 など。ただし、稼働率が低いという批判であって、建物の成り立ちについて触てはいない。たぶん建設までの事情は分からないと思う。  
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2007年05月25日

JTA市ノ澤武士社長が退任、後任は大森徹専務が昇任

JTAの決算記者発表会で市ノ澤社長が自ら明らかにした。

速報を「沖縄観光ニュース」

http://www.sokuhou.co.jp/

に出した。

なんと潔く、かっこいい退任発表であったことか。本当にビックリした。  
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2007年05月22日

カラスが嘉手納空軍の支障になる

 今日の沖縄タイムス朝刊社会面
 
 ゴミ山に米軍クレーム
 カラス群がり「離陸に支障」
 95%基地から搬入も 沖縄市処分場
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705221300_03.html
 
 という記事は傑作である(続きを読むにコピペあり)。
 
 沖縄市のゴミ処理場に群がったカラスが嘉手納基地の米軍機の離陸に支障を来しているといい、那覇防衛施設局が廃棄物処理業者に改善を求めているというものだ。
 
 しかも、そのゴミの大半は米軍基地から出ているという。
 
 ゴミの山の山頂でショベルカーが作業したら、アームが離陸の障害になるともいう。
 
 カラスがジェットエンジンに吸い込まれたら、まあ、爆発はしないだろうが、飛行機は引き返して、整備し直さなければならなくなる。(那覇空港でもまれにバードストライクで民間機が引き返すと新聞記事になる)
 
 5月12日のエントリで「未来を築く常温核融合」(Jed Rothwell 著、http://lenr-canr.org/BookBlurb.htmにPDFがある)という本を紹介したが、そのなかの「11.破壊力はないが大混乱を引き起こす軍事用の機器」という章に全く同じはなしがでている。前回エントリでは、スパナをジェットエンジンに投げ込めば米軍は無力化できる、それには、エンジンをかけたジェット機に、周りの兵士に悟られずに近づくのがコツである、という部分を引用したが、それに続いて次のような記述がある。

「この機械カラスは初歩的なコンピュータとカメラと遠隔操作装置を備えている。100個の群れで行動する。群れは超高空で飛ぶ偵察機によって制御される。この偵察機は2メートルぐらいの大きさで、衛星利用測位システム、カメラ、司令部までの無線通信系などを備えている。分散型ネットワークになっている数十の偵察機なら、撃ち落としにくいから、その方が良いかもしれない。通信は衛星電話か、偵察機のルリタニアまでの連鎖でつなぐかもしれない。偵察機は成層圏を飛び回って、ルリタニアの管制官の命令をカラスに伝える。燃料は無限だから、ラジオとカメラの電力は好きなだけ使って良い。
 カラスも偵察機も米国空軍の基地の上でいつまでも無期限にぶらつく。ジェット飛行機かタービン・エンジンで動くヘリコプターのエンジンがかかるたびに、カラスは小型カミカゼのように急降下攻撃をして、エンジン吸気口にさっと入る。カラスの群れは数週間か数ヶ月、消耗して止まって陸に落ちるまで、ぶらぶらと上空を飛んでいる。ルリタニアから毎日新しいカラスを派遣し、位置についてうろついているカラスが落ちると代わりのが来る。カラスの価格は窮境に立たされる米国の戦闘機よりずっと安い。
 このカラスは空から武器で簡単に撃ち落とせるではないかと思われるだろう。まさにそのとおりだ。農夫は散弾銃でカラスを撃ち落とせる。空軍と陸軍の兵隊はきっと数百個の機械カラスを落とせるだろう。しかし、その間にルリタニアから代わりの数千個を送ることができる。対空砲やミサイルは3,000 メートル上空を無作為に飛んでいる鳥のような物に当たるように設計されていない。大槌で蚊をたたくようなものだ。米国がカラスを一つ落とすために使う砲弾と人件費と努力に費やす金はルリタニアで新しいカラスを生産するのに使う金より多い。経済的に「非対称戦争」(つりあいの取れない戦争)である」
 
 冒頭のタイムス記事は、嘉手納基地の米軍は機械カラスの製造を待たなくても、実物カラスで空軍が無力化できるということを教えている。ゴミ山をもっと高くして、さらに大量のカラスを繁殖させて寄せ集め、特にカラスが好む生ゴミなどを大量に撒いておけば、空軍は怖くて出撃できないということになる。これ、実戦に使えるのではないか。  
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2007年05月19日

2007年05月17日

燃油価格、旅客運賃、沖縄観光客

グラフは「観光とけいざい」第722号に載っているものだ(ちょっとキレイにした)。



99年度から06年度までの

航空搭乗客数(国内・国際=JAL・ANAグループ連結決算資料=両グループHP)、
一人当たり旅客収入(国内・国際=JAL・ANAグループ連結決算資料=両グループHP)、
沖縄観光客数(沖縄県観光要覧)、
航空会社が基準にしているシンガポールケロシン単価(米エネルギー情報局HP。これだけ暦年)

を6本の折れ線で示した。99年の価格を100としてその後の変化を見ている。

これを見ていると、いろんなことが分かるが、一番は燃油価格の上がりっぷりだろう。オイル高は随分前からの印象だが、実際は03年のイラク戦争後の高騰が激しい。で、航空会社の主要な経費は燃油代金である。

この間、航空運賃(一人当たり旅客収入)も上がった。99年に比べてオイルが4倍近い値上がりなのに対し、国内運賃は1割弱、国際線が26%の値上げで、航空会社は相当に踏ん張っていることが分かる。

運賃が上がったおかげで、伸びるはずの旅客数はほぼ横這いが続いている。航空各社の決算資料を見ると、航空機をダウンサイジングして利用率を上げることに一生懸命である。

JALの経営不振に対する悪口に似た書き込みがネット上にたくさんあるが、上のグラフを見ればJALの不振は一目瞭然、本当は03年からのオイル高の影響だと分かると思う。

それに対して沖縄観光客の伸びは00年、01年を除いて全国比極めて好調といえる。オイルが上がっていなければもっと伸びただろうと思う。  
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2007年05月13日

過払い金返還請求のムーブメント

金曜日(11日)の沖縄タイムス経済面に

消費者金融4大手赤字
純損失1兆7085億円
「中間金利の返還」直撃


という記事がある。大きな扱いだが、同じ記事は他の新聞ではもう少し前から出ていた。

内容は、消費者が払いすぎた金利をの返還を求めるムーブメントが起こっており、各社が裁判でどんどん負けてカネを返している、その額が巨大になり、赤字決算になっている、というものだ。

これは当たり前の社会現象だと思うが、もしまだそのような返還請求が当たり前になっていることを知らないで、無理な返済を強いられている人がいるなら、裁判で取り返せるはずであるから、ぜひ実行すべきだと思う。

そのやり方について、かなり詳しくノウハウを公開しているのが

逆襲のルパンさんの

「取り返せ!過払い金、不当利得金返還請求」
http://kabarai.blog.shinobi.jp/Entry/86/

だ。

わたしが書いた古い記事に対してトラックバックをもらっていて、返事をしようと思いながらおそくなった。いま、そのお返事を述べる。

まだ全部を読んではいないが、払いすぎた金を取り戻す裁判は過払い請求裁判と言う。その裁判のやり方、書類の書き方、過払い金の計算の仕方を丁寧に解説している。

いま、消費者ローンは取引の計算書を全部開示しなければならないが、それを過払い金計算ソフトで計算する。(たいていの人は自分が本当はいくら借りているのか分からなくなっている)

計算はベストセラーになっている「Q&A過払金返還請求の手引—サラ金からの簡易・迅速な回収をめざして」(名古屋消費者信用問題研究会)が便利だ。アマゾンで買える(わたしは内容解説を読んだが、現物は未読)。

同書には計算ソフトが付いており、パソコンを使って簡単に計算書が作れる。わたしは気が付かなかったが過払い金に5%の金利が付くという部分だ。わたしも昔、同種の計算をエクセルで自分でやったことがあるが、過払い金に金利をつけるところまで知恵が回らなかった。

もしあなたが過去10年くらいグレーゾーンかそれ以上の金利で消費者金融からカネを借りており、なかなか残高が減らないと言う場合、計算をし直すと過払いになっている可能性が高い。その分のカネを取り返せ、というのが趣旨である。特に沖縄の場合、サラ金天国といわれるほど消費者金融が荒稼ぎしていた。国際通りの安里側はサラ金通りになっていた。

そして、冒頭のサラ金大手が1兆円を超える赤字になっているのはこの裁判でどんどん負けているからだ。

グレーゾーン金利を制限したら、貸し渋りが始まるため、いま高金利でもカネが必要な人が困る、という理屈も成り立つため、いますぐ違法とするのは慎重な検討が必要との意見もあった。マクロで見たらその通りであろう。本来は金利規制は撤廃して、個別の救済策を立法すべきだったかもしれない。しかし、個別の救済策はなく、すでに昨年、最高裁が違法とする判決を出している。

その結果「グレーゾーン金利の返還請求が急増。(消費者金融大手は)返還に備えた引当金積み増しによって業績は大きく悪化した」(冒頭の記事)。

逆襲のルパンさんは

このブログでは自分の力で過払い金を取り返す手順を公開しています(`・ω・´)ノ

といい、読者の質問にも、丁寧に応えている。そして、

このブログの趣旨は、「過払い」と言う言葉を少しでも多く世の中に広めて、今現在、借金の返済で困っている人が1人でも多く、平和な生活を取り戻して、楽しい生活が送れるようになったら、いいなぁ(*´∀`*)でやっていきたいと思います。逆襲のルパン(´ー`)

といっており、とても好感が持たれる。  
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2007年05月12日

改めて確信を持って常温核融合をおすすめする

 低温核融合について、Jed Rothwell さんからコメントをいただき、著書「未来を築く常温核融合」を紹介してもらった。無料で著作権は放棄しているという。
 
 http://lenr-canr.org/BookBlurb.htm

 ものすごく面白いので、簡単な読後感とともに、読者にもお勧めする。
 
 内容は現象の細かな紹介は専門の学術論文に譲って、常温核融合の技術が確立し、応用が始まったらどんなことができるかが中心だ。
 
 目次を紹介すると、

まえがき
1. 常温核融合の基本的なしおり
2. 理想的なエネルギー源
3. 今できる予測
4. 平凡な技術、日常的な製品
5. 革命的な技術
6. 相乗効果:常温核融合と他の発見が一緒になる
7. 変化の傾向
8. 巨大規模の海水淡水化施設
9. 地球温暖化
10. ニワトリ・ロボットなど賢明な機器
11. 破壊力はないが大混乱を引き起こす軍事用の機器
12. テロと大量破壊兵器
13. 石油産業には将来性がない
14. 電気事業には将来性がない
15. 常温核融合を家庭に
16. 人口、公害、土地と農業の問題
17. 自動車の未来
18. 未来の飛行機、宇宙船、個人用の飛行機
19. 状況を悪化させる可能性
20. 失業の恐れ
21. 遠い未来の暮らし
付録A:用語集
付録B:常温核融合で可能的になる応用
付録C:温度の比較
文献

となっている。(全186ページ)

まえがきに、ノーベル賞科学者でさえ低温核融合の論文を書いたら学会から掲載を拒否されたエピソードがある。この人は怒って学会を脱退したが、なぜそのようなことが起こるかに付いて次のようなマックス・プランクの言葉を引用している。

 マックス・プランクが言ったように「科学の進展は葬式ごとに進む。」彼は次のように説明した。「新しい科学の真実の勝利は反対の人を目から鱗が落ちるように説得させるわけではなくて、むしろ反対派はだんだん死んでいき、その新しい真実に慣れた新しい世代が成長してくる。」
 権力のある支配者層の科学者がたくさんいて、あまり理性のない熱情で反対しているので、自分が間違っていると白状できないから、研究は彼らが死ぬまで待たなければならないだろう。残念ながら常温核融合の研究者は引退した科学者が多くて、反対派の人よりも年上で早く死に絶えている現状だ。(まえがき)


 常温核融合で、飛行機はジェット燃料でなく、水素を燃やして飛ぶようになる。水素エンジンは現在でも可能だが、格段にコストが安くなる。

 また、カラスの頭脳程度の人工頭脳技術と組み合わせて、戦闘機を無人化できるという話も面白い。先日、F22という飛行機が嘉手納で訓練を行ったが、読者はあのエンジンの吸い込み口にスパナを一本投げ込めば、使いものにならなくできると思うだろう。その通りであって、基地反対派が本当にこのようなことを行うなら、沖縄基地は無力化できる。やり方はこうだ。
 
 従って、飛行機を無効にする簡単な方法はスパナぐらいの鉄棒をエンジンに投げ、妨害することだ。エンジンは損害を受け爆発するかもしれない。いずれにせよ、戦闘力を失う。だから、あなたが米国空軍を負かすためには鉄棒が1機につき10本、計13,000本が要る。止まっている飛行機のそばで鉄棒を持って飛行機を見張りながら待つわけだ。パイロットがエンジンをかけて、回転を早めると、あなたはさっと飛行機に近づき、エンジンに鉄棒を10本ほど投げる。まわりの軍隊の人たちがあなたを止めようとするだろうから、その人たちの妨害を乗り越えるのがこつだ。(破壊力はないが大混乱を引き起こす軍事用の機器)
 
 この部分、プリティ柘植ではないかと思わせるユーモアだ。とにかく、常温核融合の応用で、戦争はできなくなるだろう。このように米軍基地が無力化できるのだから、先に沖縄振興策をとっておくのは合理的だ。もちろん、石油や富や権力を求める戦争の原因すらなくなる。
 
 石油事業や電気事業(発電)に未来はないという。これも当然だろう。石油は要らなくなる、それどころかタダで発電できるようになるので水素と炭素を合成して石油をつくり、地中に埋め戻すことさえできるようになる。
 
 全体を通じて、世界中から貧困をなくし、誰でも食べたいように食べられるという考えに貫かれている。
 
 われわれは自然を破壊しすぎないように、あるいは破壊した自然をも都に戻すために、人類の人口を減らさなければならないときが来る。その時には月にも火星にも移住するという方法で、地球の負担を減らす。わたしも石油がなくなったら火星や月に行けばいいだろうと、いろんな人に言ってきたのだが、冗談としか受け止められなかったようだ。いったい世界は何のために宇宙開発をしてきたのかと思う。
 
 このように未来はいいことづくめである。なぜ、常温核融合のような技術開発に世界は力を入れないのか、わたしは理解できない。それについて、昔から面白い皮肉がある。
 
 ホルガンとニューヨーク・タイムズ紙と科学発展の終焉を唱える人たちとはまさに正反対に、アーサー・C・クラークは1963年に次のように書いた:海水に含まれている重水素が、今後想像される限りの遠い未来まで、人類のあらゆる機械を動かし、すべての都市に熱を供給することができる。今から二世代のちにもし人類がエネルギーの不足に悩むとしたら—大いにあり得ることだが—それは人類の無能さのせいなのだ。我々は、炭田の上で凍え死ぬ石器時代人のようなものだ。

…原料物質が恒久に不足する必要はない。しかしジョージ・ダーウィン卿の予言—きたる永劫の窮乏の時代に較べれば、我々の生きている今日こそが黄金時代である—という言葉は、結局極めて正しいといっていいかもしれない。この想像を絶する広大な宇宙においては、永久にエネルギーや原料物質に不足をきたすことはあり得ない。だが脳味噌に不足をきたすことは、大いにあり得るからである。(状況を悪化する可能性)


 いまの日本の構造改革とか財政破綻懸念とか憲法改正論議、自殺者の急増や格差問題などは、全く政治家の脳味噌に不足を来していることに由来しているのと同じだ。
 
 特に憲法前文は

 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

 と美しく述べている。これをなぜ実現しないのか不思議だ。政治家は憲法を守れ。守れないから、変えるというのは、最近の構造改革以来の悪い風潮である。脳味噌に不足を来しているというのはこれのことだ。

 (遠い未来の暮らし)と題する最終章には感動的な情景が描写されている。わたしもこんなところにもう一度いきたいと思う。
 
 かなり長文だが、とても面白く、読む価値のある本だ。改めて強くおすすめする。  
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2007年05月09日

4月は3%増前後

航空各社は4月の沖縄線旅客実績をまとめたが、県外線の旅客数は0.8%増(JAL、ANA、JTA、RAC実績。SKYを除く)となった。SKYは全体を2%程度底上げすると思われるので、4月の観光客数は3%増程度となる見込み。  
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2007年05月07日

GWの県外=沖縄線実績は12.0%増

 航空各社はさきほど、GW(4月27〜5月6日の)輸送実績を発表した。それによると、県外=沖縄線の旅客数は36万1,123人(12.0%増)と、極めて好調だった。

 集計表を

http://www.sokuhou.co.jp/

 に示した。  
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2007年05月06日

ポール・アレン、慶良間と石垣で潜る

2003年当時、世界最大のヨットはマイクロソフトの共同創立者ポール・アレンが建造した127mのオクトパス号だった。直後にオラクルの社長エリソン氏が136mのヨットを建造したりして、現在オクトパスは世界4位の大きさだという。ビル・ゲイツは世界一の大金持ちで、その陰に隠れているようだがポール・アレンは世界4位とか6位の富豪であるといった記事が見つかる。

そのオクトパスが今年3月29日午後、上海に停泊したという記事がある。

http://www.recordchina.co.jp/group/g6901.html

建造費は2億ドル、維持費が2000万ドル、乗組員は60人、ヘリポート、ヘリ、潜水艦、上陸用のボートなどを積んでいる豪華客船だ。

そのオクトパス(というかポール・アレン)が4月5日頃、那覇港沖に停泊していた。

もちろんポール・アレンが乗っており、本人のリクエストで沖縄の海で潜りたいということだった(沖縄の海についてはそれなりの知識を持っていた)。実際に屈強のボディーガードに囲まれて慶良間、石垣で潜った。ポイントを案内したのは、米人向けのガイド。与那国へ行く途中、海が荒れたのでそのままフィリピンに向かったが、また来るときには与那国を案内してくれということだったという。

沖縄の新聞にはこの事は出ていないが、ポール・アレンは上陸して、首里城は見たらしい。

オクトパスの画像(PPC)がここにたくさんある。

http://www.yachtcrew-cv.com/paulallen.htm  
Posted by 渡久地明 at 16:45Comments(1)TrackBack(0)

2007年05月05日

高校野球の特待生について

昨日、配信された天妃ドットコム・メールマガジンのわたしの記事。

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       天妃ドットコム・メールマガジン-0504(No.289)
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    ●●特待生は止めるのではなく強化すべきだ-渡久地明●●

 高校野球の特待生が問題になっている。野球が得意な学生に学校が授業料
免除などを行って優遇したら、それが高野連の内規に触れるというものだ。
 
 この問題はプロ球団が入団前の有望選手に裏金を渡していたことと連動し
て、一切の金銭の授受がいけないというところに端を発している。
 
 わたし自身は高校の野球選手の授業料免除や奨学金の給付などまったく問
題はないし、プロ球団が有望選手にカネを渡すのも単なる前渡し金であって、
入団後、それなりの仕事をすればよいのではないかと考えている。また、そ
のような制度があるおかげで野球は強くなってきたはずだ。
 
 同じ時期に全国の小学校で統一の学力テストが実施され、これも問題視さ
れた。学校に序列がつくということが問題となったが、これほど価値観の多
様化が進んだいま、建前ではあるが、学力に差があるからといって学校や学
生に優劣が付くはずはないだろう。学歴と仕事ができるできないはまったく
無関係であることをわれわれは知っている。
 
 昔なら、試験の成績は悪いが、野球は得意なので特待生で高校や大学にも
行けたが、そのような優遇措置はダメだというのが高野連の見解で、他の分
野にも波及しそうな勢いだ。
 
 しかし、それでは逆に学生の得意な分野を伸ばすためにはマイナスではな
いか。
 
 もう一つ、貧富の差が拡大する経済政策を政府が強力に推進している中、
学校に行くカネがなく、スポーツその他の分野なら特待が受けられ、そこで
才能を発揮しながら高校や大学にも行きたいという青少年の芽を摘んでしま
うことにもなる。(もちろん、格差をなくす政治が行われたうえで、特待生
もある方がよい)
 
 今のところ、大きなカネが動き、権力も集中しているらしい野球の分野で、
魚も住まない清潔主義が行き渡って、結局、「いま、ごめんなさいと謝った
ら夏の甲子園には出られるよ」という抜け道が用意されて各校から反省が相
次いでいるいるようだが、そっちの方が姑息な感じだ。
 
 野球に限らず、スポーツその他の分野で多様な才能がどんどん発揮できる
ように特待制度はもっとどんどん堂々と強化するのがよい。

とぐちあきら。沖縄観光速報社編集長・工学修士。

★ ★★★(@^0^@)まさたんが行く-「ご先祖様の感想は?」★★★★
(まさたんは、吉元政矩代表の愛称です)

 まさたんのご先祖様は、阮という中国人で、16世紀末、すぐれた航海術
を持った通事として琉球王国に来た人だったという。
 ところで、日本語の「ちんぷんかんぷん」の語源は、中国語の「听不董
(+リッシンベン)看不董(+リッシンベン)(TINGBUDONG
KANBUDONG)」に由来するとか。意味は「聞いてもわからない、見てもわ
からない」。もしかしてまさたんのご先祖様は、琉球王国に一歩踏み入れたと
きの感想が、この「ちんぷんかんぷん」だったかも・・・?

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編集:天妃ドットコム・メールマガジン編集局、発行:沖縄21戦略フォー
ラム(毎金曜日配信)〒902-0078沖縄県那覇市識名3-15-13
TEL 098-831-8999 E-mail oki21sf@m1.cosmos.ne.jp
ホームページ http://www.tenpi21.com/ 掲示板へご意見、ご感想など
お寄せください。吉元政矩代表の社会や時代を読み解く「今週のコラム」も
好評連載中です。
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2007年05月04日

沖縄観光ニュースをを更新

HP沖縄観光ニュース(1月15日付けの第715号)を更新した。

専任担当官の設置など、業界が知事に要望(07年5月4日)
西崎に大型リゾート決定(07年5月4日)
2月11日からトランジットモール(07年5月4日)
渡久地明コラム視点715 寒い国から学ぶ町ぐるみ暖房(07年5月4日)

新知事に対して、県内産業界からの要請が続いている。観光業界はこれまであまり県への要請活動をしてこなかったが、1000万人に向けて動きが活発になってきた。

今後のスケジュールとしては、今年は那覇空港の拡張に関する3年がかりの調査が終了する年であり、建設するという結論が出るものと見られる。結論の時期は年度末になるのだろうが、8月の概算要求、12月の予算内次あたりで、明らかになると思う。

西崎のプロジェクトは昨年秋以来の懸案で(決まったのになかなか市が発表しない)、やっと市当局が発表したもの。慣例だと記者会見で発表するものを、市のHPでの公開となった。

トランジットモールは国際通りを毎週日曜日の午後、歩行者天国+低速バスのみ運行にするというもの。

コラムは寒さの厳しいウランバートルの、発電所から張り巡らされたスチームの供給を見てのアイデア。冬の沖縄はあったかいとはいえ、実際は寒い日も多い。捨てている廃熱を有効活用して冬のスポーツキャンプをもっと温かくしてはどうか、と述べた。  
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2007年05月01日

観光情報学会新潟大会のご案内

各位

渡久地明です。

今年の観光情報学会全国大会が

 第4回観光情報学会 全国大会 テーマ「即戦力!」
 日程:平成19年6月18日(月)~20日(水)
 場所:新潟県 越後湯沢温泉 越後のお宿いなもと
 大会聴講:無料  懇親会:8,000円

という日程、内容で開催されます。

開催に当たって、ゆざわ観研の岸野裕主査が、大会への「誘客活動」の一環とし
て、いっぱいやりにきます。(全国を回るそうです)

5月8日昼過ぎ、那覇空港到着。わたしが迎える予定です。

当日、夜、ぜひいっぱいやりましょう。また、大会にも出席して、夜は飲みま
しょう。

ちなみに、新潟大会のプログラムは次の通りです。(大会は札幌、沖縄、函館で
これまで開催。沖縄大会にも全国から確か60人くらいの参加をいただきまし
た)あれ、下を見るとわたしが開会宣言することになってます・・・

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第4回観光情報学会 大会プログラム(予定稿)
大会テーマ「即戦力!」

6月18日(月)
18:30~21:00 ウェルカムパーティー(大会前泊者のみ対象)

6月19日(火)
10:00~11:30 プレ発表「即戦力!」湯沢町の取組み事例紹介
湯沢町各地区にある観光協会や業種別組合などが独自に取組み
実践している誘客活動の事例をご紹介します。年間500万人
集客の実力の一端をご覧下さい。
11:30~12:45 昼食(温泉街にて各自)
13:00~13:35 開会式
13:00~13:05 開会宣言(渡久地副会長)
13:05~13:10 開会挨拶(大内会長)
13:10~13:20 来賓挨拶(新潟県知事挨拶)
13:20~13:25  〃  (湯沢町長挨拶)
13:25~13:30  〃  (湯沢温泉観光協会長挨拶)
13:30~13:35 来賓紹介
13:40~14:20 基調講演1
「お客様が必要とする情報とサービスの質~個客満足度」
  ~湯沢アンケート調査を踏まえ~
(財)新潟経済社会リサーチセンター 主管研究員 江口智章氏
14:25~15:05 基調講演2
「お客様に好まれるスキー場」
日本ケーブル(株)「スノービジネス」編集長 ○○○○氏
15:15~16:15 パネルセッション
テーマ「今後の観光産業のあり方と情報」
パネラー: フリーライター くらたまなぶ氏(予定)、前出 江口
智章氏、
NPO法人「ゆ」理事長 林敏幸氏、会長 大内東
司会: 日本経済新聞社 長岡支局長
16:20~ 17:10 各観光情報学研究会活動報告(各5分)
たいせつカムイ、スノーリゾート、さっぽろ、にせこ、はこだて、
ゆざわ、かが・のと、おきなわ、ほくだいがくせい
17:10~18:10 一般発表(ポスター/展示)
18:15~18:45 観光情報学会 総会
19:00~21:00 懇親会

6月20日(水)
9:30~10:30 一般発表(各研究発表)
10:35~11:25 能登半島沖地震風評被害研究報告
大内会長、北海道情報大学長尾先生、ゆざわ観研 主査 岸野裕
11:30~11:45 閉会式
11:30~11:35 閉会挨拶(松原副会長)
11:35~11:40 監事講評(田中監事)
11:40~11:45 閉会宣言(北山副会長)

観光情報学会ゆざわ観研のHPに正式なお知らせがあります。
          ↓↓↓
http://www.hanjoh.com/sti-yuzawa/  
Posted by 渡久地明 at 17:34Comments(0)TrackBack(1)