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2009年12月06日

バカな岡田外相

不快な岡田外相
http://toguchiakira.ti-da.net/e2632267.html

と昨日書いたが、その通りであったことが名護市での市民との意見交換会で、明らかになった。予想どおり。

「私たちより米大事か」外相に名護住民怒号

 「県外移設」を期待する地元住民の不満が噴出した。

 米海兵隊普天間飛行場の移設問題を巡り、移設予定地の沖縄県名護市で5日に開かれた岡田外相と住民の意見交換会。

 日米同盟を背景に計画変更の難しさを繰り返す外相に、出席者たちは「地元の声を聞こうとする姿勢がない」と憤り、怒号が飛んだ。

 意見交換会は名護市がある衆院沖縄3区の民主党支部が主催。支持者を中心に約100人が出席した。非公開で、マスコミが入れたのは外相の冒頭あいさつまで。質疑応答を終え、約40分後に会場の公民館から出て来た出席者たちは、報道陣に向かって不満をぶちまけた。

 現行計画の移設先となっている同市辺野古の金物店経営、西川征夫さん(65)は「現行計画以外は難しい、という話ばかり。失望した」と切り出し、「県外で決めなければ、来年の参院選では民主党に投票しない」と強い口調でまくしたてた。

 出席者たちによると、質疑では「私たちは日本人だ。その私たちよりアメリカが大事なのか」などと厳しい意見が続出。岡田外相が「県外は検討しつつあるが、時間がかかる。それは今の普天間の状況をそのままにすることになる」と理解を求めると、会場は騒然となり、「普天間を止めればいいだろう」「嘉手納(基地)はどうなるんだ」などと怒号が飛び交った。岡田外相が退席しようとすると、大声で「答えなさい」とヤジが飛んだという。

 親子5人で参加した測量会社代表、渡具知武清さん(53)は「何を聞いても、『日米同盟は重要。普天間は大事なんです』ばかり。話が全然かみ合わなかった」と不満げ。「非公開というのも問題だ」と、会のあり方にも異議を唱えた。中村保さん(56)も「我々の意見を聞き、政治に反映させようという姿勢がなかった」と吐き捨てた。

 名護市では来年1月、移設受け入れの是非が争点となる市長選が予定される。自民、公明党が支援する移設容認派の現職と、民主、社民党が推薦する反対派新人の一騎打ちとなる見通しだ。意見交換会に出席した新人陣営の広報担当者(36)は「きょうの集まりで名護では民主党のイメージが落ちた。影響が心配だ」と語った。
2009年12月6日01時12分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091206-OYT1T00138.htm?from=main2


 (下線はわたし)

 岡田外相のこの頑迷な性質がアメリカ向けに出てくれば、普天埋設問題の好転もあり得たのだろうが、もう無理である。沖縄県民はもはや公然と岡田外相をバカにし始めるだろう(ホントにバカだからしょうがないが)。民意をまとめきれなかったという面で、アメリカの役人も岡田外相を軽視することになるだろう。



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Posted by 渡久地明 at 11:06│Comments(1)返還基地の跡利用
この記事へのコメント
勉強になりました
Posted by さおり at 2011年02月17日 14:16
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