渡久地明の時事解説
1000万人と800万人、知事選前夜
渡久地明
2007年02月12日 19:40
沖縄観光ニュースを更新した。
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観光業界が初の政策発表会開く(07年2月11日)
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凋落からの回復模索するヨロン(07年2月11日)
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再録<現地ルポ与輪島「大都会ヤングの海水浴場」>(07年2月11日)
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観光タクシーに資格 2月に試験、優遇策も(07年2月11日)
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渡久地明コラム 710 知事選両予定者の観光政策に疑問(07年2月11日)
知事選の記事を書いたのは初めてだ。いままで観光業界は選挙でこのようなイベントを開催してこなかったので、新鮮な感じがした。仲井間氏が1000万人を打ちあげ、糸数氏は800万人としていた。
ヨロンの凋落は目を覆いたくなるほどだが、記録する必要があると思う。小泉構造改革のデフレスパイラルと同じ観光客のマイナス循環が進行して、80年代から、回復に向けてさまざまな手が打たれたが、及ばなかった。同様の低迷が県内他の離島で見られる。低迷や衰退の共通の原因がありそうだ。30年前の破竹の勢いの頃のヨロンを取材した記事があったので対比してみた。
観光タクシーに資格を出すというのは先日座学が開かれ、次は試験の予定。
コラムでは仲井眞氏の1000万人には空港を今後7、8年でつくらないと無理だ、と述べたら、その後、選挙戦で1000万人の実現のために2015年には滑走路を増設するというようになった。わたしの主張を良く読んでいるなあ。(笑い)
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