岡田外相ならできる。無駄解禁
岡田克也外務大臣というのは、普段の発言から小泉構造改革推進派、財政至上主義者であると思われる。(敬称略)
その岡田が辺野古の移設反対、嘉手納統合をいっているのは、軍事とはあまり関係がなく、建設費の無駄を省くという一点があるからではないか。
この一点があるおかげで、辺野古反対になるわけだが、そうであるなら、嘉手納にこだわる必要は全くない。
わたしは無駄をなくすという考えに反対で、また、世の中には無駄というものは無いとも思っているので、自分が書くものに無駄という言葉を意識して使わなかった。もちろん使うときは意識して使うが。
しかし、今回は無駄を解禁して自由に考えることにする。
すると日本国内には無駄な空港がごまんとある。
(空港を無駄にしないように国民の所得を増やしてどこからでも旅行できるようにすべきだ、あるいは、地方の空いた空港を活用して国民が自家用機で自由に空を飛べるようにすべきだ、とするのがわたしの持論である)
日本の地方には確か97の空港があり、ほとんどの空港が市街地から90分圏内にある。
そこで無駄を省くのが好きな民主党に改めて提言したい。地方の路線のない空港に普天間海兵隊を移したらどうか。
軍港も必要となるが、97空港のうち、適当な港湾が近くにある、または、ちょっと手を加えれば軍港になる(水深9m位で十分と思われる)ようなところは、いくつもあるのではないか。
また、これほど景気を悪くして、航空会社が次々に赤字路線から撤退。飛行機が飛んでこないので空港が維持できない、海兵隊に来て欲しいという自治体は増えていると思う。
最有力候補が岩国だそうだが、使う人がいない関空でも良いだろう。神戸空港も軍民供用で使えるかも知れない。北九州や静岡空港も使えそうだ。
地域が受け入れないかも知れないが、その条件は沖縄も同じだ。苦渋の決断は鳩山首相がやるといっているので、そうしてもらえばよい。
いやー、岡田外務大臣が構造改革派で財政至上原理主義者でよかった。普天間問題が県外で決着したら、沖縄にとって大きな前進となる。
(岡田なら、基地は返還したから、沖縄は戦前と同じように畑仕事でもやれよ。私有地の再開発に無駄なカネは出さない。ヤッター安上がりー、とも言いそうだけど)
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