7月の航空各社の県外=沖縄線、5.4%増
航空各社の7月の県外=沖縄線旅客数は5.4%増と前年実績を上回った。前年の震災・原発事故の反動増もあるが、2010年の同月実績を0.8%上回っている。また、過去最高となった08年の7月実績に比べると0.3%下回っている。震災の影響はすでになくなっており、東日本の回復や円高・海外との競合といった影響が出ているものと見られる。
JALが3.1%減、ANAは4.7%増、JTAは6.2%増、SKYは12月から成田、3月から関西、7月から茨城、北九州を新設して旅客数は33.4%増と大幅な増加。RACは5.8%減だった。
また、石垣・宮古・久米島の県内主要3路線の旅客数も合計で13.8%増と伸びた。10年比でも9.4%増と好調。宮古線で9月15日からJTA、ANA、SKYが三つ巴の価格競争を行なっており、27.2%増と大幅に伸びた。石垣も5.3%増と回復、久米島も4.9%増と伸びた。(沖縄観光ニュース)
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LCCの動向は含まず。好調な国際線とLCCの増分を加えると7月の観光客数は過去最高を更新する可能性がある(県の統計発表は8月15日、楽しみ)。
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