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2007年08月31日

日本経済復活の会

日本を不幸にした構造改革の嵐が吹き荒れていた頃、日本経済復活の会というHPを見つけた。カネとはなんだろうと考えていたのだが、カネが足りないなら印刷しなさい、という当時としては過激に見える主張に出会った。小泉内閣が登場した頃だったと思う。

その前からかなりしつこく「日本のバカマスコミは全部間違っている。ホントの景気回復策はここにある」というようなメールを受け取っていた。宛先には全国のマスコミが網羅されていた。示されたアドレスを見ると右翼の巣窟ではないかと思わせるおどろおどろしいところだったが、書いてあることはおかしくないと思った。BBSもあったので1年ほどROMっていたのだが、

今度はかなり丁寧なメールが来た。

「日本経済の建て直しの秘訣をお教えします」というもので、私は返事を書いた。

「日本経済復活の会の主張にはまっています。私も賛同します」というような返事をしたと思う。

すると「同志が見つかった」という返事があり、それ以来、私も匿名で掲示板に投稿した。

また、代表の小野盛司さんには日経ニーズを使ってやった最新のシミュレーション結果を郵便で送ってもらった。

その時書いたのが

沖縄観光ニュース第628号(2003年2月1日)に掲載された記事
http://www.tek.co.jp/p/OKNews628.html

として日本経済復活の会で紹介されている。ちなみにこのシミュレーション結果を見て、サミュエルソン教授が激励の手紙を小野さんに送っていて、それにはこう書いてある。

「大規模な減税が日本経済の著しい回復をもたらすのであればインフレ率が十分高くならないとしても、気にしなくても良い。インフレ率自身は政策の最終目標ではないからだ。重要なことは、流動性のわな等に起因される消費の欠如を取り除くことである。」

その掲示板は後に「亀井静香勝手連BBS」となり、私もコテハンでほぼ毎日私も書き込んだ。いまは閉鎖されているが、茶発の管理人さんによると「初期には森永卓郎先生もときどき匿名で書いておられた」という。森永さんというのはたくさんの論説を発表しているが、このようなところでも地道な啓蒙活動をしていたわけで、口先だけの文化人ではない、尊敬に値する人だと思う。

わたしの愚問にやけに丁寧に応えてくれるひとがいるものだと思っていたのだが、その内の一人は森永さんだったかも知れない。

亀井静香勝手連???、悪の枢軸じゃないのかという人がいるのは知っているが、その評価は全く異なっている。亀井さん達こそがまともな経済政策を唱えていると分かるのにそれほど時間はかからなかった。亀井さんも勝手連BBSを面白がって、OFF会に本人が出てこられたこともある。もちろん、郵政民営化前、国民新党をつくる前である。私もそのOFF会においでよと誘われたが、一番カネのない時期で東京まで行くカネがなく、泣く泣く断念したのだった。トホホ。  


Posted by 渡久地明 at 22:36Comments(0)デフレ脱却

2007年08月31日

モンゴルで菜の花咲く

昨年わたしも調査に加わったモンゴル菜の花プロジェクトは、6月に種を播いた(180ヘクタール)。花が咲いたという写真と記事が出ている。

モンゴル菜の花プロジェクトのブログ
http://blog.nanohana-mongol.com/article/5201913.html  


2007年08月31日

アジア・ゲートウェイ構想

HP沖縄観光ニュースを更新した。第720号(07年4月1日付け)の記事を本日UPした。

県、アジア・ゲートウェイ構想に立候補へ(07年8月31日)
文書を溶解、リサイクル OAS航空(07年8月31日)
活気満ち、リゾート開発進むベトナム観光(07年8月31日)
おきなわ観光情報研究会 Tourism Informatics(TI)の試み 45 検索エンジンの現状と問題点(07年8月31日)
前川昌道 ・IT導入、成功と失敗の法則(34)画期的なオーダーエントリーシステムの出現(07年8月31日)
渡久地明コラム720 1000万人の根拠(07年8月31日)

アジア・ゲートウェイ構想を大きく県内で取り上げたのはこれが初めて。その後、県が拠点形成に向けての文書を発表。ANAと県は沖縄に国際物流拠点を設けると記者発表した。
ベトナム戦争はわたしが小学生の頃、沖縄を拠点に米軍が出撃した。そのイメージが強く残っていて遠い国と思っていたが、出かけてみると人々は希望に満ち、大きく発展していた。復帰前の沖縄より豊かだと思う。
前川さんのD‐penは最近になって大手電気メーカーが続々商品化をすすめている。  


Posted by 渡久地明 at 21:32Comments(0)沖縄観光の近況

2007年08月30日

痛みに耐えても状況はよくならない

またまた消費税引き上げが話題になってきた。

久々に読み返したが、現状でも全く通用するので。

スティグリッツによる日本経済再生の処方箋
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/stiglitz.html

この中のリンクに日銀のホームページの「貨幣の散歩道・米将軍吉宗と元文の改鋳」が紹介されているが、これも必読。

インターネットのBBSでのデフレ脱却の議論と手法については、このころ(2002年)にはすでに決着が付いていた。経済関連の議論はインターネット上の議論の方がはるかに新聞やテレビ、経済雑誌より進んでいた(いまでも同じ)。懐かしいけど。  


Posted by 渡久地明 at 22:22Comments(0)デフレ脱却

2007年08月30日

事故の影響は軽微

チャイナエアラインの事故で、沖縄観光にマイナスの影響がでるのではないかという取材を全国紙と東京のTV局から受けた。

影響は軽微か全くないと応えたが、根拠は次の通り。

1、台湾からの観光客数は年間4.1万人(06年実績)であり、今年は6月まで前年比2割増。10月以降半減しても(絶対あり得ないが)前年に比べてマイナス4000人程度。沖縄観光590万人(今年の目標)に占める割合は0.14%にすぎない。

1、事故で台湾人観光客が減少する可能性も非常に少ない。出国台湾人数の長期データを見ると、チャイナエアライン機の事故で出国者数にブレーキがかかった痕跡は、死亡事故を起こし年だけである。また、911テロなど世界を震撼させた航空機事故(事件)でも出国者数が減っている。その他の事故(台湾機以外の事故、台湾機の事故でも死亡者がゼロの場合)では影響がない。この傾向は日本人にも当てはまる。

1、日本人観光客は上記理由で影響は極めて少ない。死亡者がゼロであり、国内航空会社による事故ではなかったため影響はほとんど出ない。

1、事故直後、わたしが国内航空会社に聞いたところ、事故によると思われるキャンセルはないとのことだった。また、台湾人客を受け入れている旅行社にもキャンセルは入っていなかった。

1、ただし、沖縄発の海外でチャイナエアラインを使った募集旅行は中止になったものがある。

以上は「観光とけいざい」紙面で詳細な数値を示して検討を加え、郵送した。  


Posted by 渡久地明 at 15:59Comments(0)沖縄観光の近況

2007年08月30日

機体は県内で廃棄処分

炎上したチャイナ機は沖縄で輸入し、そのまま廃棄処分されることになるようだ。

事故原因が分かったので、台湾で引き取って調べるまでもないということらしい。

わたしとしては、主翼のウイングレットの部分を切り取って、イスにしたら世界でひとつしかない稀少品ができると思う。捨てるんだったらもらいに行きたい。で、イスの足には燃え残っている適当な棒状の部品を使う。

尾翼は無傷で残っているようだから、そのままインテリアに使えるのではないか(どんな用途になるかわからんけど)。

主翼は長いベンチにしたらよろしい。

その他、何か使えそうなものがありそうな気がするのだが。飛行機ファンなら何でも欲しいのではないか。  


2007年08月28日

森元首相が石原、甘利、渡辺に「幼稚園の年長組」

森本首相が安倍改造内閣の顔ぶれを見て、

甘利とか石原とか、渡辺とか改革派じゃないか。幼稚園の年少組が年長組が残っている

といっていた(TVニュース)。その通りだなあと思ったが、

新聞記事では東京新聞が

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渡辺、石原氏起用 「お友達残ってる」森元首相が不満
 自民党の森喜朗元首相は二十七日、神戸市内で講演し、内閣改造・自民党役員人事について、渡辺喜美行革担当相留任と石原伸晃氏の政調会長起用を挙げ「『お友達』内閣の年長さんから年中さんが残ってる」と不満を示した。同時に「地方への(配慮)姿勢がみえない。首相を含め二世議員の弊害もある。田舎育ちでないので血の通った政治が行われないのではと心配だ」と指摘した。
 増田寛也総務相に関しても「改革派で田舎のことが分かるわけでない」と述べた。

(東京新聞2007年8月28日 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007082802044428.html
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となっていて、なぜか甘利さんが消えている。まあ別のインタビューで甘利さんを抜かしたのだろう。

わたしは石原伸晃はどうしようもない改革厨で、話にならないと思っていたが、森さんの見方は正解だろう。随分反省しているのではないか。

ちなみに沖縄相になった岸田文雄は

「改革を止めるな!! 21世紀日本改革続行宣言!! 自民党7人のサムライ」

http://www.kishida.gr.jp/koyaku.html

という改革厨(幼稚園の年長組)だった。こりゃ内閣府のまともな官僚達はたまらんな。

一方、防衛相の高村さんは反構造改革の期待の星であり、堂々たる政治家だ。将来必要となる公共工事はいま金利が安いうちにつくって景気を活性化し、デフレを脱却すべき、と小泉さんと総裁選でやり合った。この政策こそが正しい。この人事は◎。辺野古にどう影響するかは分からないが。

他に高村さんと路線がにているのが、麻生さん、泉信也、評判悪いが額賀さんくらいか。

結局、安倍さんは何も分かってないし、反省もしていないようだ。

むしろ腹を切った中川さんのほうが(余計なことも言っているが)まともに反省しているように見える。

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㈰パイの拡大

 今まで自民党は政権政党として、経済の「パイの拡大」をし、同時にまた「パイの配分」の方向付けしていく機能を担ってきたと思う。

 「パイの拡大」のほうは、これは「党是」として堅持しなければならない。自民党は常に「成長の党」でなければならない。経済を発展させていく党でなければいけない。これは党是だと思っている。これからのことを考えれば、人口減少社会であるだけに余計、自由民主党は「成長の党」でなければならないと思っている。

㈪パイの分配

 しかし一方の問題は「パイの配分」の方だ。自民党の伝統的な今までのパイの再配分のシステムは、例えば人生60年時代というものを一つの前提として、死ぬまで働く、一生懸命頑張っているうちにお迎えが来るという人生に対して、職を与える、雇用を与えるという形だったんではないかと思う。例えば公共事業というものをやる。人生60年時代には、いわゆる「社会政策としての公共事業」、そういう役割があったんだろうと思う。

 しかしもう人生80年時代だ。仕事ができなくなってからまだ15年、そこら辺の時代が、あるいは10年あるわけだ。そこには年金、医療といった社会保障が必要なわけだ。そのためには一定の公費も必要なわけだ。そういう時代に入ってきたことと、うまく整合性をとれた政策、再分配政策をやってきたか。農業自由化、あるいは都市への人口集中、これを補完する意味で農村部には「社会政策としての公共事業」をやって、仕事もしっかり確保していくということが、今までのパターンとしてあったわけだが、それに代わる方法をしっかりつくり得てきたかということだ。

㈫組織から個人へ切り替えを

 私はこれから、自民党が構築すべき新しいパイの再配分は、そういうシステムは「機関から個人」へと転換すべきと思う。機関というのは組織だ。組織から個人へということだ。家計に対する直接的な補助というものへ少しずつ切り替えていくという発想を持たなければいけないのではないか。家計に対して、人生サイクルの中での負担を何とか支援する、そういう制度、これを何とか考えなきゃいけない。

「(講演)「党再建の課題と若手地方議員への期待」」(中川のことば2007-8-27)
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/smartsection/item.php?itemid=468
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構造改革なんかそっちのけで、早く上のようなことをやっておけばよかったのに。  


Posted by 渡久地明 at 19:51Comments(0)デフレ脱却

2007年08月24日

小池百合子、自分で「続投しない」

と訪問先のインドでの記者会見で述べたいうニュースがいまNHKからでた。

私も小池百合子はおかしいと思っていたが、一番それに近い表現をしたのは守屋次官の人事のゴタゴタに関して森元首相の「腹を切ろうとしている人を後ろから斬りつけたようなもの」だ。

それ以外に、辺野古のアセス方法書提出を訪米の土産にしたり、何より自分の地位を固める(続投)ためにアメリカに行って沖縄問題やテロ特措法の延長など勝手に約束してきたところはどう考えてもまともではなかった。

で、辞めるわけだが、これも保身だろう。辞めさせられるより自分で辞める方がよい状況が生じたんじゃないのか。テロ特措法は延長する必要がないことが明確になったとか、沖縄問題が自分では解決できないと分かったとか。ひょっとして安倍首相が別の大臣の椅子を約束したとか(あり得ないけど、あったら安倍内閣即死だろう)。

何しにインドに行ったのかねえ。受け入れたインドの要人を相当バカにした話だとも分からないのか。最初から行くなよ。  


2007年08月20日

チャイナエアライン機の炎上・沈下



NHKラジオで10時40分頃、那覇空港で航空機の火災という一報を聞いた。一瞬、モノレールにしようかと思ったが、すぐに車で空港に向かった。結局、すでに渋滞しており、自衛隊のなかを通る道がふさがれ(目の前で交通規制が始まった)、頭上をモノレールが通りすぎていった。これかその次ぎに乗っていれば、まだ火が出ているところに間に合ったかも知れない。

乗客157人、乗員8人には大きなケガはなかった。

滑走路は4030分ほどクローズしたが、11時過ぎに発着を再開。

昼過ぎに今度は(規制も終わっていたが)モノレールで出かけ、国内線ビル3階の見学デッキから撮った写真。デッキにはTVカメラ5台ほどと一般の旅客が100人くらいがでていた。

ダイヤは乱れたが、混乱は落ち着いた状態になっていた。ニュースをみんな知らないのかと思ったほど、普通だった。

燃えた機体はしばらく調査などのためにそのままの状態でおかれるだろう。少なくとも明日の昼まではこの状態だと思う。  


2007年08月20日

夏休みは0.8%減

 航空各社は先ほど、夏休み(8月10から19日)の実績を発表した。それによると、県外=沖縄線の旅客数は前年比0.8%減と不振。全国は2.7%減と前年割れ。日本発着海外は2.0%増と増加していいる。

予約時点で0.2%増だったのを下回った。熱帯低気圧の影響で欠航便もでたが、全国的に不振だった。

http://www.sokuhou.co.jp/

に集計表があります。  


Posted by 渡久地明 at 18:06Comments(0)沖縄観光の近況

2007年08月18日

辺野古は断ればよい

久々に米軍基地に関する話題。数人で話し合った結論だが、文責は私にある。これまでに本ブログで述べたことの再確認でもある。新たな情報は小池大臣、守屋次官の評価の部分。

1、小池百合子大臣は軍事・沖縄基地問題を理解していないし、解決する能力もない。(私は小池大臣の続投もなくなったのではないかと思う。また辞めさせるべきだ)

1、対して守屋武昌次官は大田知事時代からの沖縄問題のエキスパートであり、これまでの経緯を熟知している。充分に信頼が置ける、沖縄にとって最重要人物である。

1、辺野古環境アセスの方法書提出は守屋氏の指示での提出ではなく、小池氏が訪米の手みやげとしたもの。

1、沖縄知事が小池大臣に守屋次官の交代を要求したという報道は信用できない。仲井眞弘多知事はそのような画策をする人ではない。

1、北朝鮮問題は従来の予測通り、北京オリンピック前に(非軍事的な解決を含め)片付く。中台問題は来年の総統選挙で国民党が復権することで片付く。普天間の存在意義はなくなる。

1、米は14年に辺野古が出来てもできなくても、グアムに撤退する。したがって、名護市長、沖縄知事は辺野古を堂々と断ればよい。

1、嘉手納以南の米軍基地も返還も14年には辺野古移転がなくても実施される。その際の再開発需要が発生し、地元にとって辺野古の建設工事よりも大きな経済的なプラスがある。

1、守屋氏は辺野古の新設なしでの米軍撤退シナリオを理解しており、沖縄側ともめているように見えるのは芝居。芝居を本気にして守屋氏を(強硬な辺野古推進派と)非難するのは当たらない。後任人事の増田好平氏はどのような人物か分からないが、守屋氏の路線を踏襲するであろう。

1、ただし、防衛省の一部に辺野古を自衛隊基地として活用したいという勢力があり、これと結託する地元資本もある。市長・知事は自分の地位よりも、世界情勢を見て辺野古不要の正論で対処すべき。  


Posted by 渡久地明 at 19:05Comments(0)返還基地の跡利用

2007年08月08日

7月航空4社の県外=沖縄線、2.7%減

 JAL、ANA、JTA、RACは7月の沖縄線旅客実績を発表した。それによると、各社合計の沖縄=県外線実績は前年比2.7%減となった。
 JALが6.4%減、ANAが0.5%減、JTAは2.5%増、RACは11.8%減だった。台風の影響で各社振るわなかった。
 SKYの実績は未着(10日発表予定)だが、全体を2%程度押し上げるため、7月の観光客数は前年並み程度となる見込み。  


Posted by 渡久地明 at 10:07Comments(0)沖縄観光の近況

2007年08月03日

1000万人を本気で実現する

 県内観光関連事業者団体を網羅した沖縄観光の未来を考える会(新垣安夫会長)が今日、那覇セントラルホテルにOCVBの平良哲会長を招いて、意見交換会を行った。
 
 その中で、特に目だったのは、「観光客1000万人構想についてどう考えているか」と会場から問われ、平良会長が
 
 「個人的には努力目標であると思う」
 
 と述べたのに対し。
 
 「われわれの集まりは本気で1000万人を達成することである」「1000万人達成のためにどうすべきかについては確かに????だらけだが、できるように動くべきだ」
 
 というやり取りだった。わたしもこの若い人たちの反応に激しく賛成したい。
 
 このような人たちがいるということは、沖縄観光には本当に未来があるということだと思う。
 
 今日の意見交換会はいい集会だったと思う。
 
 いろいろなアプローチがあると思うが、最も手っ取り早いのが、日本経済を成長戦略に転換させることだと思う。手っ取り早いのに15年も構造改革で景気が低迷しているではないかと思われるかも知れない。
 
 しかし、構造改革から成長戦略へは、人々が意識を変えることで一瞬にして転換可能だ。いったん風が吹けばバカな構造改革でさえ国民の多くが支持した。一瞬のうちに逆転することは不可能ではないと思う。
 
 国会議員のかなりの人たち(自・民問わず)が、成長戦略が正解であると理解している。この人達が主導権を取れば日本は見違えるように良くなる。

 東南アジアにときどき出かける人なら、この地域の成長ぶりがすばらしいことを身をもって実感できると思う。先日いった香港は日本担当局長が「数年前に比べホスピタリティーが格段に向上している」といい、わたしもその通りだと思った。たった2時間で台北、上海、香港などにいけるのだから、ぜひ見に行って欲しい。

 成熟していて、大きな成長はないと思われたヨーロッパでさえどんどん成長している。成長していないのは日本だけである。早く世界の現実に気づくべきだ。  


Posted by 渡久地明 at 23:09Comments(0)デフレ脱却

2007年08月03日

夏休みの県外=沖縄線予約数、0.2%増

 航空各社は夏休み(8月10〜19日)の予約状況を今日、16時に発表した。それによると、県外=沖縄線の予約数は前年比1.4%減と不振0.2%増と前年並み。全国は1.2%減と前年割れ。日本発着海外は3.7%増と伸びている。

 JTB、JATA、県内ホテルの見通し(沖縄観光速報社調べ)で8月の観光客数は前年を上回る見通しだが、お盆をはさんだ10日間で見ると、前年前年並みとなりそう。

 航空各社は一昨年までは7月20〜8月20日前後の一ヶ月間の予約数を発表していたが、昨年からお盆期間の10日間を夏休みと定義し直し、その期間の予約数を集計している。JRなどと合わせたのか、東京の記者クラブからの要請ということで、予測期間が短くなった分、沖縄にとっては、見通しが悪くなっている。

http://www.sokuhou.co.jp/

に集計表をうpした。

(SKYの神戸線を集計し忘れていたので修正した)(8月4日、9:45)  
タグ :夏休み予約


Posted by 渡久地明 at 21:56Comments(0)沖縄観光の近況