2月の航空4社の県外=沖縄線、8.0%減

渡久地明

2011年03月08日 21:36

 JAL、ANA、JTA、RACの2月の県外=沖縄線旅客数は8.0%減と大幅な落ち込みになった。

 福岡線をJTAに移管したJALが21.6%減、ANAは2.6%増、福岡線を引き継いだJTAは3.8%減となった。RACは7.8%減だった。SKYのデータは未着だが(10日発表)、倍増しても(1月は1.4倍)前年実績に2%届かない。

 プロ野球効果が期待され、また効果はあったと見られるが、需要がかなり冷え込んでいる(プロ野球が注目されなければもっと減った)。航空各社が席数を絞り込んで利用率を稼ぐ戦術をとっているため、旅行会社が格安の旅行商品を供給できなくなっている可能性もある。

 また、石垣・宮古・久米島の県内主要3路線の旅客数は合計で1.9%増とやや伸びた。

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