渡久地明の時事解説

　FSC各社の夏休み（8月7～16日）の予約状況が7月31日まとまった。それによると、沖縄線の予約数はは4.1％減と前年を下回っている（沖縄観光速報社集計）。沖縄線予約数はJALが10.7％減、JTAが6.4％減、RACが13.2％減、ANAが2.4％増、SKYが17.7％減となっている。LCCは国内全線が18.5％増と伸びており、FSCとLCC合計の沖縄線は前年を上回ると見られる。

　FSCの国内線予約数は1.1％減と前年を下回っている。LCCは18.5％増と前年を上回っている。

　FSCの日本発着国際線予約数は8.3％増と前年を上回っている。LCCは1.50倍と前年を大きく上回っている。（沖縄観光ニュース、リンク先に集計表あり。）  

10年くらい前からやっている工学部情報工学科での年に1回の講義。前の方の学生に写真を撮ってもらった。（琉球大学では台風講座での講義もあったが、去年から講座そのものがなくなったらしい。なくなる予定だとだいぶ前に聞いていたが…）




内容はこれ（本棚から「しまたてぃ」73号をダウンロードして下さい。24ページからの「今後も伸びる、沖縄観光成長の法則」）。

  

　6月のFSC各社の沖縄線実績が7月13日、出そろった。それによると、観光客数推計の基準となる県外＝沖縄線の旅客数は5.1％減と減少した（沖縄観光速報社集計）。SKYが県外線の席数を16％減らし、旅客数も2割減となったのが響いた。LCCを加えると県外線旅客数は前年並みとなる見込み。

　県内線旅客数は8.6％減と減少した。SKYが全減となり、各社が埋め合わせたが、前年に届かなかった。（沖縄観光ニュース）

  

　2004年に公開した「沖縄観光成長の法則」にその後の知見を加えた最新の追加バージョンを雑誌「しまたてぃ」73号に寄稿しました。PDFで公開されましたので、お知らせします。ぜひお読み下さい。

→「しまたてぃ」73号（15年7月）（PDF20.02MB）収録ページ
（本棚から73号をダウンロードして下さい）

あわせて「沖縄観光成長の法則」（PDF704KB）
（04年10月05日、おきなわ観光情報学研究会シンポ（琉球大学工学部）での講演資料もお読み下さい。これが本編です）