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2007年01月08日

564.3万人は超えたと思う

県内主要20ホテルの定員稼働率(沖縄観光速報社調べ、集計途中)が前年比わずかにプラス(+0.3%)となったことから、12月の国内観光客数は4.6%以上の伸びだったものと推計する。

細かくなるが、年間観光客数は564.3万人は超えたと思われる。主要ホテルの稼働率が前年並みと言うことは、観光客数は4〜5%増となる必要があるからだ。11月の定員稼働率0.4%増、国内観光客数4.7%増から類推した。国際線の動向によっては565万人にさらに迫り、超える可能性もまだある。

OCVBの新年賀詞交換会(1月4日)でOCVB仲吉会長は「563万人となる模様」と述べたが、それを上回るだろう。(県の今年の目標の発表はやはりなく、来賓のだれも今年の数値に言及しなかった。仕方がないので、10年先の1000万人が唯一話題になったわけだが…)

なお、明日以降、航空各社の12月と年末年始の搭乗実績がまとまるので、もう少し精密な推計が可能となる。確定(県発表)は1月20日前後となる。

ちなみに、JTAの市ノ澤社長は年頭あいさつ(1月4日)で「県の目標(565万人)をほぼクリアできる水準に至っている」と述べている。この微妙な表現がいまは最も現実的であると思う(よく考えているなあ)。


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Posted by 渡久地明 at 16:10│Comments(0)沖縄観光の近況
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