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2007年04月06日

目覚ましく発展するベトナム

1、3月の航空実績
航空各社が3月の実績を発表したが、SKYを除く各社合計の旅客数は0.9%増となった。SKYは全体を2%程度底上げするので、3月の観光客数は3%増程度となる見込み。

2、ベトナムのリゾート
昨日まで、ベトナムへ行っていた。わたしの記憶にあるベトナムのイメージはベトナム戦争であり、小学校のころに米が北爆を行った、B52は沖縄から出撃していたという記憶だ。

それがズーッと印象にあってとても遠いところで、観光どころではないと思いこんでいた。タイやシンガポールには何度もいったのに、それらの国々よりずっと近く、香港のすぐ隣りということをちゃんと認識していなかった。

ところが、行ってみるとホーチミンシティーは目覚ましく発展しており、活力に満ちていた。

ニャチャンというリゾート地は5キロくらいの白い砂浜があって、リゾート開発が進み、対岸の島々にもリゾート開発が及んでいた。まだ調べていないけど、お客の大半がヨーロッパ人と見受けた。今後もどんどん伸びるリゾート地である。

3キロ離れた島のリゾートに海を渡るリフトがつながっており、260室前後の大規模な開発となっている(乗らなかったけど)。

砂は石が砕けた砂で沖縄のような生き物のかけらではなかった。シュノーケルで海底を見たが、サンゴはごくわずかだった。(沖縄から来たというと日本人スタッフは、沖縄に比べたら…。でも魚はたくさんいますよ、と恐縮していた)

しかし、特に空港周辺が丸ごと真っ白な砂でできていて(本当に白い)、日本企業がこの砂を溶かしてクリスタルを造っているとのことだった。

気温は30℃を超え、一日で真っ黒に日焼けし、二日目には腕に水膨れができ、3日目には皮がむけていた。

食べ物はレストランで3人でビールをたらふく飲んでも3000〜4000円くらい。道端で買う地元ビール(サイゴン、333などの350ML缶)は70円だった。

沖縄リゾートが東南アジアやハワイ、太平洋の島々と競合するという人が多いので、意識してこれらのリゾート地を見ている(本当にオフとして楽しんでいる)が、よい競合関係ができると思う。特に東南アジアのリゾートの作り方はバリ島に代表されるように、その地域の伝統や文化を最大限に取り入れていると思う。このやり方は沖縄でももっと取り入れた方がよいと思う。


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