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2007年06月08日

5月の航空実績と梅雨時の対策

先ほどJAL、ANAの5月の沖縄線実績が出た。それによると、JALが0.7%減、ANAが0.6%減となり、両社合計で0.6%減と不振だった。

JTAとSKYの実績は未着だが、両社で全体を2%程度押し上げるとしても、5月の観光客数は1、2%増の低い伸びとなる見込み。

5月は連休が二桁増と好調だったが、これは数字のマジック。連休期間は10日間と前年と同じだが、連休の始まる日にちが、今年は去年より一日早かったため、前年の連休入り前の一日が入った10日間の搭乗実績で前年比を出す結果、どうしても増える。

全国では5月、6月の航空搭乗客数は特に少ないというわけではないため、沖縄の場合、連休明け後、6月までの梅雨の影響で需要が伸びないものと予想している。

これを解消するには、代表的な観光施設(首里城、玉泉洞、琉球村、東南植物楽園、海洋博公園)、ホテルなら駐車場からフロントまで、国際通りなども沖縄らしい赤瓦や茅葺き、場所によってはクリスタルの屋根付通路を整備し、雨が降っても園内を濡れずに散策できるという体制をつくり、PRをどんどんすることだと考えている。この屋根は天気がよい日でも、日除けになるので、一年中PRに使えるはずだ。

冬場の対策は花まつりやスポーツコンベンションなどでかなり解消の方向にあるので、カネはかかるが、次の対策はこれではないかと思う。



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Posted by 渡久地明 at 11:12│Comments(0)沖縄観光の近況
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