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2008年01月25日

3つの目標値の位置

 本日、県の08年度の観光客の目標数値が出た。変更もあり得るという前置きがあったが620万人とわたしの予想610万人(暦年)を上回る目標を打ち出した。
 
 これで11年度の目標720万人、16年度の目標1,000万人の3つがそろった。
 
 これらが過去の観光客数の実績と未来予測のなかでどのような位置を占めるのか、グラフで示した。グラフの中の直線部分がわたしの予測(16年で観光客数は2倍になる=沖縄観光成長の法則)である。

3つの目標値の位置



 今日は琉球大学で講義をしてきた。台風講座という沖縄らしい講義があるが、観光も台風と関係があるだろうということで、観光の話をここ10年くらいやっている。

 で、台風と観光の話は本に書いてあるので、もっぱら沖縄観光成長の法則を解説するのだが、ついつい話は間違った構造改革の話になるわけだ。終了後、連れションをした学生が「いままで聞いたことのない話しで面白かったです」というので「それはありがとう」と応じた。いまの大学って、脱線話はしないのか?

 本日の脱線ネタ(間違った構造改革の実例として)
・トヨタがアメリカで車を作るより、日本でつくった方がはるかに安い、政治的理由でアメリカでつくっている、とのアメリカの新聞記事
・職場で分援を提案したらクビになったので、裁判になったという話
・それまで禁止だった派遣会社の解禁でどんどん給料が安くなっている話
・景気が回復するといわれた郵便局の私物化は、全然景気に関係なかったこと
・97‐98年を境に年収400万円以下の層の増大と400万円以上の層の縮小
・ハワイに行けなくなった日本人(驚いたことにハワイに行ったことのある学生はゼロ、これから行く予定があるという人もゼロだった(50人中))



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Posted by 渡久地明 at 22:23│Comments(0)観光情報学の話題
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