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2008年11月06日

与謝野さん、最悪

与謝野馨氏が定額給付金を「生活支援のカネであって、豊かな人に出すのはおかしい」と発言したら、麻生総理も同調してしまった。

このカネは本来は30万円くらいにして、デフレ脱却策とすべきだったのを、ケチってたったの1万5千円にした結果、「生活支援」などと意味が分からないカネになってしまった。それで将来の消費税値上げか。国民が最悪と思っていたシナリオを保証してどうするんだ。

どうせ増税を言うなら「所得を倍増して、十分国民にカネが行き渡った段階で、累進制を高める」くらいなら、理解してやってもいいが。

本当に下らないというか、しみったれた内閣だ。これでは景気回復はムリだ。なんで与謝野なんかを大臣にしたんだろう。

麻生さん、カネ余りがデフレ圧力になっている、と正しい分析をしていて、財政再建至上主義はとらないなど正しい政策も口にしていたが、結局、実行できなかった。

対する民主党は定額給付金を選挙前のバラ捲きと批判している(マスコミも同じ。本当に情けない)。少ないと言って批判すべきだった。両方ともダメじゃ、こりゃ。



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Posted by 渡久地明 at 22:21│Comments(0)デフレ脱却
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