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2009年01月05日

年末年始の沖縄線、予想外の伸び

 年末年始(12月26日〜1月4日)のJAL、ANA、JTA、RAC、SKYの県外=沖縄線実績は全線で1.7%増と伸びた。

 JALが0.1%増と増加、ANAは0.8%減と減少した。JTAは14.0%増、SKYが3.8%増となり、全体を底上げした。RACは9.9%減となった。

 また、県内主要離島は石垣が2.2%増、宮古が0.3%減、久米島は1.6%減となった。

 JAL・ANA両グループとSKYの全国の搭乗者数は4.9%減と不振。

 JAL・ANA両グループの日本発着国際線実績は2.6%減だった。

 各社が先ほど発表した数値をわたし(渡久地)が集計したもの。

沖縄観光ニュース
http://www.sokuhou.co.jp/

 に速報と集計表がある。

 本日は観光業界の新年会がパシフィックホテル沖縄で開かれた。観光施設によると、年始は不振だったが、年末に急に観光客が増加した。

 旅行会社によると「直前にリバイスをかけたが、それに需要が集中した可能性がある」といっている。大方のマイナス成長という予想を上回る伸びとなったことは、注目される。大幅な前年割れを回避するために価格の自動調整機能が働いた典型的実例となる可能性がある。

 旅行客が出発直前に安くなる沖縄旅行を最初から狙っていたとすると、同じことが今年は年間を通じて起こると思う。



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Posted by 渡久地明 at 17:40│Comments(0)沖縄観光の近況
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