2009年04月21日
数値を見て一喜一憂するのは自然だろう
昨日読むのを忘れていたが、森永卓郎さんが
第181回:3月に景気が底入れしたと考えるいくつかの根拠
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/181/index.html
を書いている。
わたしも「観光とけいざい」の4月1日号で
「リゾート開発は活発化 建設・不動産に底打ち感か」
と打ちあげてある。最近、県内リゾート開発が再び活発化しているのは、開発費用に底打ち感があるからだと述べた。
それに続いて、GWの航空予約状況が前年比大幅に改善したので、喜んでいいのかどうかと思っていたのだが、森永さんの記事を見たら、ひょっとしたら観光の落ち込みも2月が最悪で回復向かった可能性が出てきたとも考えられる。
この状態を数値を見て一喜一憂するという。しかし、これは自然だ。会社から夏のボーナスは去年の2倍出すといわれたら誰でも喜ぶし、何を買おうかいまから空想するだろう。(観光客が増えたからといってわたしの給料は上がらないけど)
しかし、もし多くの人たちから一憂がなくなり、一喜二喜三喜…百喜、千喜と感じるなら、本当に景気は回復する。定額戻し税は値引きのキッカケとなってどうやら消費を促進しているし、麻生さんの真水15兆円の景気対策もこれからそれなりの効果を生むのは間違いない(少ないけど)。
もう一発、さらに50兆円くらいの真水を国民全体に撒けば、さらに景気は良くなる。一人当たり40万円くらいの定額戻し税となる。それで足りなければさらに追加する。もう心配ないというところまで行けば、日本が世界に先駆けて恐慌型経済からの脱却に成功し、世界経済の建て直しにも大きく貢献するに違いない。
憲法に日本は世界で名誉ある地位を占めたいと書いてあるではないか。いまこそそれをやるべきである。財源はもちろん政府紙幣である。
1930年代の世界恐慌では日本は金本位制から離脱して、日銀直受の国債を発行して財源をつくり、公共工事を行って、世界で最も早く恐慌を脱した。現代社会では公共工事も必要だが、国民に直接カネを渡し、さまざまな分野で使ってもらうというのが理想的だ。公共工事は医療など福祉分野でより厚くやればよい。政府紙幣発行は金本位制離脱と同じようなインパクトを国民に与え、先行き見通しに大きな転換をもたらすことになるだろう。
第181回:3月に景気が底入れしたと考えるいくつかの根拠
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/181/index.html
を書いている。
わたしも「観光とけいざい」の4月1日号で
「リゾート開発は活発化 建設・不動産に底打ち感か」
と打ちあげてある。最近、県内リゾート開発が再び活発化しているのは、開発費用に底打ち感があるからだと述べた。
それに続いて、GWの航空予約状況が前年比大幅に改善したので、喜んでいいのかどうかと思っていたのだが、森永さんの記事を見たら、ひょっとしたら観光の落ち込みも2月が最悪で回復向かった可能性が出てきたとも考えられる。
この状態を数値を見て一喜一憂するという。しかし、これは自然だ。会社から夏のボーナスは去年の2倍出すといわれたら誰でも喜ぶし、何を買おうかいまから空想するだろう。(観光客が増えたからといってわたしの給料は上がらないけど)
しかし、もし多くの人たちから一憂がなくなり、一喜二喜三喜…百喜、千喜と感じるなら、本当に景気は回復する。定額戻し税は値引きのキッカケとなってどうやら消費を促進しているし、麻生さんの真水15兆円の景気対策もこれからそれなりの効果を生むのは間違いない(少ないけど)。
もう一発、さらに50兆円くらいの真水を国民全体に撒けば、さらに景気は良くなる。一人当たり40万円くらいの定額戻し税となる。それで足りなければさらに追加する。もう心配ないというところまで行けば、日本が世界に先駆けて恐慌型経済からの脱却に成功し、世界経済の建て直しにも大きく貢献するに違いない。
憲法に日本は世界で名誉ある地位を占めたいと書いてあるではないか。いまこそそれをやるべきである。財源はもちろん政府紙幣である。
1930年代の世界恐慌では日本は金本位制から離脱して、日銀直受の国債を発行して財源をつくり、公共工事を行って、世界で最も早く恐慌を脱した。現代社会では公共工事も必要だが、国民に直接カネを渡し、さまざまな分野で使ってもらうというのが理想的だ。公共工事は医療など福祉分野でより厚くやればよい。政府紙幣発行は金本位制離脱と同じようなインパクトを国民に与え、先行き見通しに大きな転換をもたらすことになるだろう。
Posted by 渡久地明 at 20:16│Comments(0)
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