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2009年12月05日

不快な岡田外相

 きっこの日記経由だが。宜野湾市長が与党国会議員に説明したプレゼン資料が11月26日に宜野湾市のHPに上がっているのに先ほど気が付いた。

http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/2582/37840/37844.html

 これを読むと、海兵隊のコンウェイ大将は議会証言でグアム移転で訓練場の確保が必須条件としながらも、移転を積極的に推進しているように見える。

 また、コンウェイ大将はグアム移転は海兵隊が納得するようQDRで詳細に課題が検討され、勧告が出るだろうともいっている。

 さらに、宜野湾市長は、今年11月に米から出た「沖縄からグアムおよび北マリアナ・テニアンへの海兵隊移転の環境影響評価/海外環境影響評価書ドラフト」(10年に確定版が出るとのこと)に、沖縄からの海兵隊移転の詳細(部隊名)が記述され、在沖海兵隊のほとんどがグアムに移転すると指摘。

 これらをもとに宜野湾市長は辺野古代替なしの普天間撤退を改めて主張している。
 
 このことを本日来沖した岡田外相に言ったら「それは間違っている」と岡田さんが不快感を示したらしい。岡田さんというのはわたしも会議で同席したことがあるが、人の話しをゼーン然聞かない人である。非常に困ったタイプの不快な人間だ(早く罷免すればいいのに)。

 普天埋設問題は辺野古や嘉手納統合という結論を急いで出さずに、このままズーッともめ続けている間に、QDRや海兵隊移転の環境影響評価の確定版がでて、普天間の移転が先に行われるのではないか。

 その時には、辺野古の根拠はなくなり、結局新しい基地はつくらずに終わる、ということになるのでは。

 沖縄海兵隊がグアムにほとんどが移転すれば、普天間は全部返還される。海兵隊のパワープロジェクション基地はグアムに移るのだから、同じような機能の辺野古は不要だろう。グアムは訓練場が小さいと言うことのようだが、受入に前向きなフィリピンやオーストラリアを使えばいいと思われる。



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Posted by 渡久地明 at 19:27│Comments(0)返還基地の跡利用
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