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2005年08月31日

那覇空港の沖合展開

さっき、大阪航空局、総合事務局、県の説明会があり、計画にあたって、パブリックインボルブメントを取り入れ、県民と一緒になって計画するということであった。

2本目の滑走路の沖合展開の前に、現状の改善によって対応できるものは対応する、という方針である。

しかし、現状を改善しても、沖合展開が必要ということになれば、それによって問題は解決されるのだから、現状の改善そのものが無駄ではないか。あ、沖合展開が完成するまでのつなぎとしての改造なら話は分かるが、それならもっと前に着工しておくべきだった。

現状の改善とは、高速脱出誘導路を造るとか、平行誘導路の2重化なのだそうだ。

それをやっても足りないときに、沖合展開ということのようだが、これでは時間の引き延ばしであるといわれても仕方ないのでは。

思考実験として、高速脱出誘導路や平行誘導路の2重化をやっても足りないという結論を出したいというのなら分かるが、実際にそのような改造を行って、しばらくして沖合展開なら、無駄な改善であるといわざるを得ない。

緊縮財政では発想が委縮して小さな話ばかりになり、結局無駄が増えるという見本だ。

本日の説明会の内容は

http://www.pref.okinawa.jp/nahakuukou/

にあるフラッシュ動画を見せ、PDF版調査報告書1を詳しく解説したものなので、ぜひこれらを見てパブリックインボルブメントに投稿して欲しい。意見は何でも言いそうだから、わたしはここに書いた内容をそのまま投稿する予定である。


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Posted by 渡久地明 at 22:04│Comments(0)沖縄観光の近況
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