2006年01月21日
550万人確定と580万人予測
昨年の7月12日にに05年の県の観光客数目標540万人は突破確実、と本ブログで予想した。
この間、
07月12日に540万人当確予想
11月04日に547万人予想
11月25日に549万人予想
12月05日に547万6000人予想
12月16日に548万9000人予想
12月21日に550万人予想
01月11日に550万人予想
01月20日、550万人確定
となった。
何度か本ブログで予想を修正したが、昨日、稲嶺知事は記者懇談会で550万を突破したと発表した。正確には550万100人ということだ。わたしの最終予想も550万人を僅かに越える程度だったが、だいたいその通りになった。12月11〜20日が予想より伸び悩んだので、550万人を少し割る可能性もあったが、21〜31日が予想以上に良く伸びた。
面白いので、今年もこの予想を続けよう。
県の今年の目標は565万人だが、わたしはこれを大幅に上回る580万人を予測する。実は、県の目標が565万人と出るまで、わたしは570万人と考えたいたが、県の伸びの根拠となっている新規路線の影響を全然考えていなかった。それがあるから、今年は新規路線による新規需要20万人を570万人に上乗せして、590万人という線も見えるが、夏場の客室不足もあり、控え目に580万人とした。
7月には最初の見通しをこのブログで発表する。以後、去年やったように毎月予想を出す。
このような予想は、観光関連事業者のこれまでの経験や知識に基づく直観が反映されると思う。だから、我こそはという人はどんどん予測を述べるべきだと思う。
わたしの580万人の予想の根拠は、「沖縄観光成長の法則」に基づくもので、「観光とけいざい」1月15日号に理由を書いた。また、「マーケティング戦略沖縄」の新年号には、590万人もあり得る、と書いて証拠を残してある。(あ、このブログでもとっくにそう書いていたのだった)
また、琉球大学のマクロ経済モデルでは570万人という予測が出ている。
これら予測は、たまたま思いついた予想ではない。希望も期待も悲観も入っていない。理論的にこうなると計算しているのだ。
もし、予想が大きく外れたら、理論が不十分か間違いだったということになる。そして、予想を公表した方が、理論の間違いを真剣に見つけようとする分、理論は進歩していく。
わたしも毎年、県の目標の発表と同時に予想を立てていた。成長の法則を見つけるまで、あまり根拠のない予想だった。1991年には大きく予想を外した経験があり、この時はほんとうに恥ずかしかった。しかし、なぜ予想が外れたかを考え続けた結果、成長の法則に行き着いたといえるだろう。
今年の県の目標565万人には実はあまり根拠がない。県も正しく570万人以上を見込んでいたが(それでも弱気だが)、「台風がきたらちょっと減る」というリスクを取り入れてしまった。570万人を目標にして、台風がきて減った分を他の月でカバーするというくらいの意気込みが欲しいのだが…。
この間、
07月12日に540万人当確予想
11月04日に547万人予想
11月25日に549万人予想
12月05日に547万6000人予想
12月16日に548万9000人予想
12月21日に550万人予想
01月11日に550万人予想
01月20日、550万人確定
となった。
何度か本ブログで予想を修正したが、昨日、稲嶺知事は記者懇談会で550万を突破したと発表した。正確には550万100人ということだ。わたしの最終予想も550万人を僅かに越える程度だったが、だいたいその通りになった。12月11〜20日が予想より伸び悩んだので、550万人を少し割る可能性もあったが、21〜31日が予想以上に良く伸びた。
面白いので、今年もこの予想を続けよう。
県の今年の目標は565万人だが、わたしはこれを大幅に上回る580万人を予測する。実は、県の目標が565万人と出るまで、わたしは570万人と考えたいたが、県の伸びの根拠となっている新規路線の影響を全然考えていなかった。それがあるから、今年は新規路線による新規需要20万人を570万人に上乗せして、590万人という線も見えるが、夏場の客室不足もあり、控え目に580万人とした。
7月には最初の見通しをこのブログで発表する。以後、去年やったように毎月予想を出す。
このような予想は、観光関連事業者のこれまでの経験や知識に基づく直観が反映されると思う。だから、我こそはという人はどんどん予測を述べるべきだと思う。
わたしの580万人の予想の根拠は、「沖縄観光成長の法則」に基づくもので、「観光とけいざい」1月15日号に理由を書いた。また、「マーケティング戦略沖縄」の新年号には、590万人もあり得る、と書いて証拠を残してある。(あ、このブログでもとっくにそう書いていたのだった)
また、琉球大学のマクロ経済モデルでは570万人という予測が出ている。
これら予測は、たまたま思いついた予想ではない。希望も期待も悲観も入っていない。理論的にこうなると計算しているのだ。
もし、予想が大きく外れたら、理論が不十分か間違いだったということになる。そして、予想を公表した方が、理論の間違いを真剣に見つけようとする分、理論は進歩していく。
わたしも毎年、県の目標の発表と同時に予想を立てていた。成長の法則を見つけるまで、あまり根拠のない予想だった。1991年には大きく予想を外した経験があり、この時はほんとうに恥ずかしかった。しかし、なぜ予想が外れたかを考え続けた結果、成長の法則に行き着いたといえるだろう。
今年の県の目標565万人には実はあまり根拠がない。県も正しく570万人以上を見込んでいたが(それでも弱気だが)、「台風がきたらちょっと減る」というリスクを取り入れてしまった。570万人を目標にして、台風がきて減った分を他の月でカバーするというくらいの意気込みが欲しいのだが…。
Posted by 渡久地明 at 20:47│Comments(0)
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