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2006年05月07日

どんなイメージをつくるか、沖縄観光

沖縄とタイプが全然違うハワイ、香港、ラスベガスの主な観光指標を比べてみた。眺めているだけで、いろんな空想がわく。(細かい分析はできないので話題提供。やることいっぱいあるなあ)

どんなイメージをつくるか、沖縄観光

●滞在日数は沖縄と比べるとハワイの方が3倍長い。香港、ラスベガスとはいい勝負。

●一人一日当たり消費金額が一番少ないのは香港、最も多いのはラスベガス。ハワイと沖縄はその中間で似ている。

●観光客数はハワイと沖縄は似ているが、香港・ラスベガスとは桁違い。

●ハワイのずば抜けて滞在日数が長い要因はなんだろうと思う。休暇制度によるのだろうと思っていたが、それだとラスベガスの滞在期間が短いことと話しが合わないかも知れない。ハワイの長期滞在傾向の理由がハッキリ分かれば、沖縄で応用できるかも知れない。ラスベガスより長いのはあまり金を使う場所がないことによるもので、意外に「何もないこと」とか「海」が要因だったりして。

●ラスベガスの消費金額の高さはカジノだろうと思う。それにしてもずば抜けて高いわけではない(ラスベガスのホテルレートはかなり安い(何人泊まっても1室100ドル前後、夜寝る人は少ないので数人で1室を確保しておいて、適当に順番に眠るという旅行パターンがある。もっとも、データを見ているとカジノ目的の観光客は数%と非常に少ないことになっている)という面もある、ホテルサービスにコストをかけるより、カジノで手っ取り早く利益を上げるということもあるのだろうか)。

●沖縄の消費金額の拡大は、カジノなどの新サービス、ハワイのような滞在日数の拡大などで得られる(当たり前だが)。カジノのインパクトは一人一日当たり消費金額で1.5倍くらいに拡大するかも知れない。香港がカジノを解禁したら消費効果は絶大だろう(社会的にはどうか)。


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Posted by 渡久地明 at 21:23│Comments(0)沖縄観光の近況
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