2015年10月16日
9月のFSC県外=沖縄線旅客数は1.6%増
9月のFSC各社の沖縄線実績が10月15日、出そろった。それによると、観光客数推計の基準となる県外=沖縄線の旅客数は1.6%増と前年を上回った(沖縄観光速報社集計)。台風の影響を受けて低い伸びとなった。SKYは県外線の席数を12%減らし、旅客数も1割減となった。それでもLCCを入れると県外線旅客数は前年を数%上回る見込み。なお、外国人客が好調に伸びており、9月の観光客数も過去最高を更新する見込み。
県内線旅客数は6.5%減と前年を下回った。SKYが全減となり、他社が伸びたが、前年に届かなかった。(沖縄観光ニュース)
なお、この集計(国内航空実績)と沖縄県まとめの
観光客数の関係はこの数ヶ月を見ると、次の通り。
この集計 沖縄県まとめの 同入域観光客数
(県外線) 国内客数
(LCCと船舶含む)
5月 0.3%増 1.7%増 8.9%増
6月 4.2%減 0.2%減 8.6%増
7月 3.2%減 1.9%減 9.2%増
8月 3.2%減 1.0%減 8.8%増
国際線とクルーズ客の増加が入域観光客数を牽引
しているのが実態。国内船舶は2〜3千人規模。
国内客が減った分を外国人が埋めている、あるいは、外国人
が増えた分、国内客を押しのけている=ホテルの予約が取れ
ないので、沖縄に行けない人が増えている可能性があります。
Posted by 渡久地明 at 12:40│Comments(0)
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