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2006年06月17日

日銀総裁が1000万円で疑念?

中央銀行総裁が金融政策の変更を利用して、1000万円を増やそうなんて考えるわけがないだろうとおもう。

福井総裁が量的緩和解除の直前に村上ファンドの出資金1000万円を解約したというのはインサイダーなんかにはならない。ばかばかしい。

しかし、世論は圧倒的に日銀総裁はずるい、というものだ。表向き1000万円の出資で、実際には水面下で百億円単位で利殖をしていたというなら、分かるが。

日銀の量的緩和解除で世界同時株安のキッカケになったというのは説得力があり、本当だろう。3月の決定は間違った政策だと思う。オイルの値上がりで消費者物価指数がチョビット上がったから、金利を上げる(準備のために量的緩和解除)なんて、間違いだ。早くこんな総裁は取り替えた方がよいが、村上ファンドへの1000万円でクビとなっては、政策の間違いは不問ということにしかならない。政策の間違いは今後もいくらでもくり返されるということにしかならない。福井総裁が任期途中でやめさせるなら、政策が間違ったからであると、ちゃんと分かるようにすべきだ。


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Posted by 渡久地明 at 23:51│Comments(0)デフレ脱却
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