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2008年11月01日

「月刊日本」拝受のお礼

(東京の「抵抗勢力」の先輩から『月刊日本』10月号と11月号を送ってもらった。そのお礼のメール)

本日、昼、『月間日本』10月号と11月号拝受。ありがとうございました。

「ショック・ドクトリン」(10月号)について、何も書いていませんでしたが、ちょうどいい機会なので私の新聞やブログでも取り上げようと思います。

平沼赳夫さんがデフレ・ギャップを埋めるまでカネを刷れと正論をはいていますね(10月号)。日本を骨粗鬆症にしたうえ、構造改革がまだ足りないと言う(竹中氏は)「厚顔無恥も極まれり、ますますもって赦しがたい。竹中氏は本来なら国民に土下座してお詫びして腹を切らねばならない」など、100%同意します。

すかさず丹羽春喜先生がいまこそ政府通貨発行権を行使せよ(11月号に)と述べていますが、お元気そうでで何よりです。

森田実さんと稲村公望さんの対談、植草一秀さんの市場原理主義批判(11月号)も読みごたえがあります。ちなみに稲村さんは元郵政省の官僚で沖縄勤務の経験がある方です。「郵便局を民営化したら景気がよくなる」といって国民のカネを私物化させるなど、小泉・竹中コンビは本当にバカなことをしたもんですねえ。

きょうは、午前中、FM21というコミュニティー局の稲垣さんの番組で、11時から1時間、金融危機に際して日本はカネを刷れ、銀行に10兆円入れて、国民にたった2兆円じゃ全然足りない、銀行はどうでもいいから、国民にもっと大きなカネを配れと放送してきました。(番組には証券会社の翁長さんも出演、金融危機の実態について詳しく説明していました。)

10年くらい前に丹羽教授の痛快な政府通貨発行論を読んで、大いに賛同しましたが、金融危機でますます現実味を帯びてきました。アメリカがあれだけ多量に札を刷っているのを見たら、金融政策の常識として政府通貨発行論が国民の間にかなり広がるのではないでしょうか。次期選挙では丹羽政策を取り入れると言うところに投票すべきであると思います。

渡久地明



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Posted by 渡久地明 at 17:30│Comments(0)デフレ脱却
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