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2005年10月19日

「負担軽減は勘違い」ヒルDOD日本部長

 米国防総省(DOD)のジョン・ヒル日本部長が非公式に来沖し、県や与党県議に説明していた。(琉球新報10月19日、1面)

 その解説記事に
 
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勘違い
 「米軍再編の定義はそもそも何か」
 席上県議の一人はこう尋ねた。ヒル部長は「一義的には、米国の世界戦略の中で、抑止力を維持することだ。沖縄側は負担軽減が主な目的と勘違いしている。普天間飛行場の移設を早期に進めたい。移設作業が止まると再編自体が進まない。すべてパッケージ(ひとまとまり)だと答えた。

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 とある。前に述べたように(「沖縄の負担軽減というのは芝居だろう」9月29日のエントリー)、やはり、負担軽減策というのは米軍の本意ではない。独自の戦略に基づいて、沖縄基地を分散させるが、その戦略の細かいところを説明する必要はない。わたしだったら、それを聞くのだが。

 早期移転しなければならない理由も米側にあると見るべきかも知れない。


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Posted by 渡久地明 at 09:05│Comments(0)返還基地の跡利用
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