渡久地明の時事解説

唐突だが、前から考えていることを短く説明。




那覇空港ターミナルビルの着想。沖縄が観光特区になったというので、あげておく。写真はグーグル、新設滑走路の位置、メガ那覇ターミナルの位置は目分量。

（1）2本の滑走路の間にターミナルビルを移動すべきという議論は30年前からある。
（2）真ん中にないと海側の滑走路から現ターミナルビルに飛行機が移動する際に既存の滑走路をまたぐ必要があり、処理能力が毀損されるからだ。
（3）しかし、真ん中へのターミナルビル新設は財源の問題などで絵に描いた餅と思われているようだ。
（4）だが、これまでのアイデアは観光客数が200万人前後の頃のもので規模が小さい。今年は700万人、6、7年後には1000万人になる。
（5）そこで全長4キロくらいのメガターミナルビルを提案。
（6）ビルの地下にはモノレールや南北縦断リニアモーターカー駅を設置。駐車場も1万台規模で設置。
（7）ビルは四階建て、最新鋭のCIQ設備、世界最速の手荷物受け取り設備、3000室のホテル、全長2キロの商店街、全長2キロの飲食街、1万人収容のコンベンション施設、インドア・アウトドアプール、その他アミューズメント施設、全面積の5％程度はカジノにする。
（8）南側（写真左）は瀬長島まで連結し、入国前・出国後にマリンレジャーが楽しめるようにする。出入国ゲートも屋外につくる。
（9）北側（写真右）の端はマリーナにして慶良間島や西海岸リゾートに直行船を出せるようにする。
（10）メガターミナルにはできるだけ多くのテナントを入れ、テナント料を安くする。
（11）カジノは入国手続き前、出国手続き後、利用できるようにする。
（12）ホテルは複数設け、県内中小ホテルが建て替える場合に貸し出せるようにする。立て替え完了までの雇用と収入を確保できるようにする。その場合は建設費無利子で貸し付け、担保は取る。利子は別途基金を設けて補填する。10年くらいで県内中小ホテルを全部立て替え、ぴかぴかにする。