てぃーだブログ › 渡久地明の時事解説 › 返還基地の跡利用 › 6カ国協議で北朝鮮を攻撃しないと約束したということは

2005年10月03日

6カ国協議で北朝鮮を攻撃しないと約束したということは

もしキャンプシュワーブ陸上と浅瀬案が日米の芝居なら、米は普天間居残りではなく、何か別の条件をつけて撤退ではないか。

6カ国協議で北朝鮮を攻撃しないと約束したわけだから、北朝鮮有事はあり得ず(崩壊はあるけど)、軍隊は要らないと言うことになった。

沖縄の負担軽減でこんなにもめるわけがないと思うのだが。どうも腑に落ちない。


同じカテゴリー(返還基地の跡利用)の記事

Posted by 渡久地明 at 00:00│Comments(4)返還基地の跡利用
この記事へのトラックバック
↑拙作です↑1. 6カ国協議:結局何したいの?時事通信から:作業部会設置で基本合意=方式など協議へ−中国外務省・6カ国協議 中国外務省の秦剛副報道局長は9日、同日開会した第5回6カ...
6カ国協議:結局何したいの?/靖国に代わる追悼施設?【メフィスト賞受賞者津村巧のテレビ・世相日記】at 2005年11月10日 08:42
この記事へのコメント
> 6カ国協議で北朝鮮を攻撃しないと約束したわけだから、北朝鮮有事はあり得ず(崩壊はあるけど)、軍隊は要らないと言うことになった。


有事の可能性は、まだ捨てきれないでしょう。
約束は、必ずしも守られるとは限らない。

なぜなら、北朝鮮を攻撃しない、と言う約束は、「全ての核兵器と核計画の放棄」が果たされることを前提としたもの(厳密に言えばちと違うけれども。。)であり、今はまだ履行の段階ではない。

だから、『攻めない約束をした』→『有事はありえない』→『軍隊は要らない』とゆー理論展開は、あまりにも安易過ぎるのでは。
さらには、『軍隊要らない』→『沖縄からの撤退』とゆーのも、安易過ぎる。
Posted by R at 2005年10月04日 10:10
上のような経路をたどってもよいはずだが、現実、つい最近まで県外・海外移転を検討していると報道されていたのに、米が沖縄基地にこだわるのは、腑に落ちない。何が背後にあるんだろう、という書き込みなんだが…。
Posted by 渡久地明 at 2005年10月04日 14:36
おそらく、アメリカが沖縄にこだわるのはその地政学的立地と日米安保の枠、さらに言えば米軍にとっての都合の良さだろうと思われる。

横須賀&佐世保に極東方面(西太平洋~インド洋)を担当する米海軍第七艦隊があるが、その作戦範囲の中心点は沖縄~フィリピン間のちょうど中間点あたりにあると言われている。
その付近にある適度な泊地能力を持つ場所の中で最もアメリカにとって都合がいいのが、沖縄だった、とゆーわけだ。
さらに、世界地図を広げてみてもらえば判ると思うが、空軍的にも、北はカムチャッカから南はインドネシア、インド東部、中国内陸部までを包括する円の中心は沖縄近海となり、極めて作戦展開能力が優れた基地といえる。

同じく地政学的に優れるフィリピンにも以前は基地があったが、フィリピンの基地の場合は日本と違って運営費が自腹だったため、思いやり予算がもらえる日本へ一本化した、というのが妥当な判断ではないだろうか。

土地もただ、運営費もただ。立地も良い。見事、三拍子揃っている。


それに、たとえ北朝鮮と直接事を構えない、という話になっても、米軍が『世界の警察』という名目の元、世界各国へ積極的な干渉を続けようとする限り、極東アジア地域の『要石』である沖縄を手放すとは思えない。

県外・海外移転の検討こそ、芝居じゃないかな。
『前向きに検討します。』、政治屋たちの常套手段じゃないか。
Posted by R at 2005年10月05日 13:32
Rさん、

そろそろ

<約束は、必ずしも守られるとは限らない>

<おそらく、アメリカが沖縄にこだわるのはその地政学的立地と日米安保の枠、さらに言えば米軍にとっての都合の良さだろうと思われる。>

という部分の根拠を示してもらえませんか。

○○と「言われている」

「優れた基地といえる」

「手放すとは思えない」

「県外・海外移転の検討こそ、芝居じゃないかな」

といった、不確かな表現の根拠は何ですか。日米の高官、軍人、政治家、評論家の発言ならわたしがやったようにソースを出すべきです。
Posted by 渡久地明 at 2005年10月10日 11:19
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。