てぃーだブログ › 渡久地明の時事解説 › 2010年12月

2010年12月16日

年末年始の県外線予約数、2.8%減

 航空各社は年末年始(12月23〜1月5日)の予約状況をまとめた。それによると、県外=沖縄線の予約数は2.6%増と伸びている2.8%減と前年を割り込んでいる。

 JALが10.6%減19.2%減、ANAが8.9%増、JTAが16.4%減、RACが0.4%減、SKYは1.42倍。

 また、石垣・宮古・久米島の県内主要3路線の予約数は合計で4.8%増となっている。

 JAL・ANA・SKYの国内全線は2.6%減と不振。

 JAL・ANA両グループの日本発着国際線予約数は23.1%減と大幅に後退している。(沖縄観光ニュースに集計表あり)(12月20日、12:25、訂正)  


Posted by 渡久地明 at 22:17Comments(0)沖縄観光の近況

2010年12月13日

日本のようになりたくない

このブログのどこかで確かに書いたつもりなのだが、検索しても出てこない。

クリントン元大統領が、そのままズバリ発言している。中国も同じ考えと思う。世界中が日本のようにならないように努力している。イギリスでは政府紙幣を刷れという議論が沸騰している。


日本のようになりたくない…クリントン元大統領

 ビル・クリントン元米大統領は10日、ホワイトハウスでオバマ大統領と会談後に記者会見し、年末で期限を迎えるブッシュ減税について、富裕層向けを含めて2年延長する法案の早期成立を訴えた。

 バブル崩壊後に長期不況に陥った日本経済を引き合いに出し、「我々は日本のようになりたくはない」と述べ、議員らに協力を求めた。民主党内から批判を受けているオバマ大統領に、異例の助け舟を出した格好となった。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101211-OYT1T00574.htm
(2010年12月12日09時12分 読売新聞)


 日本経済復活の会の小野盛司会長が紹介しているイギリスの政府紙幣発行の議論は次を参照。

「英国財務省の独立銀行委員会が貨幣発行特権行使の検討を開始」(2010年11月19日)
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-a945.html  
タグ :政府紙幣


Posted by 渡久地明 at 10:20Comments(0)デフレ脱却

2010年12月10日

11月の沖縄線、2.1%増と低い伸び

 航空各社の11月の県外=沖縄線旅客数は2.1%増となった。11月10日までに各社の月報が出そろった。

 福岡線をJTAに移管したJALが13.2%減、ANAは8.2%増、福岡線を移管されたJTAは3.1%増となった。RACは11.8%減だった。SKYは東京線の増強、福岡線の利用率の格段の向上、神戸線新設などで1.68倍と躍進した。

 また、石垣・宮古・久米島の県内主要3路線の旅客数は合計で3.9%2.7%増だった。

 昨年11月の観光客数が12.2%減と大幅に減少した反動で10%台の伸びを期待していたが、低い伸びに止まった。

 年間観光客数は590万人をやや下回る結果となりそう。  


Posted by 渡久地明 at 18:16Comments(0)沖縄観光の近況

2010年12月06日

沖縄予算のシェア0.6%

本日の沖縄タイムス記事
↓↓↓
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-12-06_12611/



1972年の復帰後、日本の一般会計歳出総額に占める沖縄関係予算のシェアは0.6%だった。人口が1%なので、人口割りでかなり少ない。人口割りの不足額は8兆8,000億円だった。また、沖縄関係予算から基地関係費を除くと0.4%となる。さらに日本政府の財政支援が始まった1963年から復帰の年の1972年までの米軍統治下の政府予算に占める沖縄への支援額は0.2%。これが本土防衛にあれほど貢献し、敗戦後は体制維持と引き換えに米軍統治を受けた沖縄に対する「後世特段の御高配」の事実。

沖縄タイムスと宮田さん、よい指摘。「こんな日本に誰がした」という感じ。

人口割りの不足額8兆8,000億円を県民にバラ撒くと一人当たり650万円になる。  


Posted by 渡久地明 at 13:55Comments(0)デフレ脱却

2010年12月02日

ウィキリークス、攻撃受けていた

 昨日つながらなかったウィキリークスだが、確かに攻撃を受けていたらしい。先ほどNHKニュースでやっていたが、ツイッターを使って同時大量アクセスを呼びかけられたり、侵入しようとしているハッカーたちがいたそうで、数時間つながらなかったとウィキリークスが認めた。いまは、普通にアクセスできる。

 で、日本で報道されている内容が実際にはウィキリークスではどのように流出しているのか、いくつかチェックしてみたんだが。

 情報の多くはアメリカ大使館の職員が現地の政府職員達と飯を食ったり、議論したときの内容を要約して米本国に送ったものが出ているようだ。記述の通し番号にヌケがあるので、ウィキリークスが省略している部分もあるのではないか。

 ウィキリークス側はネタもとの固有名詞をXXXXなどと伏せ字にするといった配慮もしているようだ。

 このようなことは日常生活でよくある話で、例えばわたしが「ホントに民主党の連中バカだよな。菅は経済知識ゼロだぜ。大学は学生運動ばかりでまともな勉強は全然してなかったよ」と言ったとして、それをそのまま本国に報告しているのと同じだ。

 このようなことは誰でも居酒屋談義でやっていると思うが、それが情報収集の基礎というわけだ。アメリカ大使館の情報はこのように集められ、本国に送られている。しかし、集まった情報そのものの真偽には注意すべきだ。「これはここだけの話しだが」といって、全くのガセネタを掴まされる場合だってあるからだ。その吟味はまた別の話と言うことになる。

 これに近い仕事は新聞記者がやっていると思う。しかし、ウィキリークスに出てきているような情報の多くは、新聞記事にはなっていない。「ベルルスコーニは空っぽだ」とか、最近の日本の新聞だったら記事にしないような話しを大使館職員というのはせっせと本国に報告しているというわけだ。

 もちろん、真理は細部に宿るということわざもある。面白いネタが出てきていることは確かだ。日本のネタが出てきたらたぶん菅とか仙石とか前原、岡田が「ポンカスだ」といった話しは大量に出てくるんじゃないか。
 
 沖縄普天間問題も日本政府のXXXXが「出ていってもらったら困る。辺野古新基地やグアム基地建設のカネはいくらでも出すのでそのまま駐留を続けてくれ」といったというような話も出そうである。  


Posted by 渡久地明 at 23:29Comments(0)ネタ

2010年12月01日

ウィキリークス

おや、つながらなくなっている。一時的なものかな。さっき12月1日分が更新されているところは見たけど。

http://cablegate.wikileaks.org/  

Posted by 渡久地明 at 23:23Comments(0)マスコミ評論