てぃーだブログ › 渡久地明の時事解説 › 2020年07月

2020年07月31日

夏休みのFSC沖縄線予約数50.0%減

 JAL・ANA両グループ、SKYの夏休み(8月7~16日)の沖縄線の予約数は28万7,835人(50.0%減)と前年の半分まで戻している。7月31日、JAL・ANAグループ、SKYが発表した旅客数を沖縄観光速報社が集計した。

 両グループとSKYの国内線旅客数は62.7%減、日本発着国際線の旅客数は96.6%減となっている。(「沖縄観光ニュース」2020年7月31日、18:30
  

Posted by 渡久地明 at 18:33Comments(0)沖縄観光の近況

2020年07月25日

コロナと観光客数

今日(2000/7/25)の琉球新報1面の沖縄県内と米軍基地のコロナ発生数のグラフ。





米軍と県は分けずに一緒に書くと、

上のS字カーブはしばらく横ばいだったのが、7月4日前後からプクッと突き抜けたカーブになるだろう。

これと同じ形のグラフが下のハワイの観光客数のグラフで、私が数年前から指摘してきたもの。この現象の説明は「しまたてぃ」84号(27ページ)で簡単に述べているので参照されたい。





コロナの増え方と観光客数の増え方には明快な共通点がある(数式で書いたら同じになる)。ロジスティック曲線の加法定理、理論通り。  

Posted by 渡久地明 at 13:09Comments(0)

2020年07月25日

観光客数世界トップ31ヵ国の2000、2010、2015年のジニ係数

観光客数世界トップ31ヵ国の2000、2010、2015年のジニ係数を計算すると、

2000年:0.4574
2010年:0.3820
2015年:0.3670

となった。上位観光国の格差が縮まってきている。

どんな意味があるのか、いろいろ考えなければならないが、直感的には次の通り。

1、上位31ヵ国で到着観光客数は拡大しているが、トップクラスの観光地の観光客数は伸び悩んでおり、10位以下くらいの国の観光客の伸びが大きい・

2.、32位以下も伸びていると予想される。世界各国が満遍なく観光客を増やしている。

3、沖縄は伸びる余地がまだまだある。キャンプキンザーの返還は2025年の約束、普天間基地の返還も計画されており、開発の余地がある。逆にいまの京都はオーバーツーリズムで開発の余地はなく、頭打ちとなる(日本階側の開発があれば別)だろう。

世界200ヵ国くらいの観光客数の過去25年の推移は
↓「りゅうぎん調査2016年3月号」に掲載したことがあるので、目を通して欲しい。
↓(15ページ)
http://www.ryugin-ri.co.jp/wp-content/uploads/2016/03/1603ryugintyousa.pdf#page=1
  

2020年07月20日

創刊から1010号までの主要見出し

「沖縄観光速報」「観光とけいざい」の創刊から1010号までの主要見出しを7月19日、更新しました。
http://www.sokuhou.co.jp/library/30Syuyou.html

沖縄観光でこの50年近く、どんなことがあったかをおおざっぱに知ることができると思います。
分かりにくいところにおいてありますが、
ご活用下さい。