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2022年11月26日

今後50年のインフラ整備、浦添西海岸メインコア開発を提案

沖縄の土木技術を世界に発信する会のシンポジウム「本土復帰50周年と沖縄のインフラ整備について」が11/25にパレットくもじ市民劇場で開催され、300人が参加した。パネリストとして渡久地明も登壇し、次のように発言した。

(1)2025年に返還予定の浦添西海岸は、ワイキキがすっぽり入る面積があり、1990年に沖縄県が策定した「リゾート沖縄マスタープラン」でメインコアとしての開発が計画され、ハワイ・ゴールドコーストと結ぶ太平湯のリゾートのゴールデントライアングルを目指すとしていること。

(2)観光客数が沖縄振興計画に応じて、伸びに10年周期があった。客室数については海洋博、バブル、モノレール、空港の建設時期に応じて14年周期で伸びが観察されたことを画像(グラフ)を示しながら初めて説明。

(3)浦添・キンザー返還後は、内陸部に運河を掘って海を広げ、減る土地は軍港を埋め立てて出来る土地と換地すると一石二鳥の開発となり、ここだけで数百万人の受入が可能で、懸念されるオーバーツーリズムも解消、持続可能な観光客2000万人の受入体制ができる、

そうすべきと提案した。




プログラム
【基調講演】沖縄振興の半世紀を振り返る
〜海洋都市・沖縄の持続可能な発展にむけて〜
槌谷裕司(元沖縄総合事務局長)

【テーマ講演】沖縄振興50年の取組と力強い沖縄の発展にむけて
大城郁寛(琉球大学名誉教授)

【トークセッション】
本土復帰50年の沖縄振興と今後の沖縄振興・発展を考える〜交通問題を中心に〜
コーディネーター=有住康則(琉球大学名誉教授)
パネリスト=
粂野真一郎(沖縄総合事務局開発建設部企画調整官)
前川智宏(沖縄県土木建築部土木整備統括監)
阿部等(ライトレール代表取締役社長)
渡久地明(沖縄観光速報社編集長)

主催=沖縄の土木技術を世界に発信する会(土木学会西部支部沖縄会)=(公社)土木学会西部支部沖縄会・(大)琉球大学工学部工学科・(公財)沖縄県建設技術センター・(一社)沖縄県建設業協会・(一社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会・(一財)港湾空港総合技術センター・(一社)沖縄しまたて協会

後援=「土木の日」沖縄地区実行委員会(内閣府沖縄総合事務局開発建設部・沖縄県土木建築部・那覇市都市みらい部・(大)琉球大学工学部工学科・インフラメンテナンス国民会議沖縄フォーラム・(一社)沖縄県建設業協会・(一社)日本建設業連合会九州支部・(一社)沖縄しまたて協会・NHK沖縄放送局・琉球放送・琉球朝日放送・沖縄テレビ放送・琉球新報社・沖縄タイムス社・沖縄建設新聞)
  

2022年11月18日

インフラと観光を説明します

11月25日のシンポでインフラと観光について発言します。



第27回「沖縄の土木技術を世界に発信する会」シンポジウムのご案内 (募集は終了しました)

https://www.shimatate.org/.assets/20221003Symposium.pdf  

Posted by 渡久地明 at 19:11Comments(0)