てぃーだブログ › 渡久地明の時事解説 › 沖縄観光の近況 › 606万人を超えると思う

2008年11月27日

606万人を超えると思う

10月の観光客数が54万7000人となった。前年に比べて5.3%増とかなり伸びている。

1〜10月の累計は509万6000人(3.7%増)となった。

世界金融危機で10月以降の不振が予想されたが、意外と大きく伸びたのは前年の反動増の要因が大きいと思われる。

外国人客は1.9%減となったが、円高の影響は韓国人客に出たが、香港などは好調。マイナスとなった大きな要因はスタークルーズの寄港が前年比(追記:15%減と)大幅減となったためで(開始が1ヶ月早く、終了も1カ月早かった)、これは折り込み済。航空実績に絞ると外国人客は26%と好調に増えている。

11、12月の予想が難しい。例年なら2、3%伸びるハズだが、国内航空実績が11月中旬で前年並み、下旬には伸びると思うが、せいぜい1〜2%程度か。(追記:11月は、スタークルーズの寄港が前年比大幅減となる見込み(開始が1ヶ月早く、終了も1カ月早かった)だが、これは折り込み済。)

すると、年間トータルの観光客数は現時点で600万人を超えるのは確実。606万人を超える程度となりそう。年初、わたしが予想した610万人には届かない可能性が出てきた。

不透明感が広がっており、業界の予想は1、2月は厳しい、というもの。来年の予想が難しい。

【訂正】スタークルーズの運航がなくなるのは11月で、10月に大きな影響はありませんでした。(11月28日11:50)



同じカテゴリー(沖縄観光の近況)の記事
GWの沖縄線は4.9%増
GWの沖縄線は4.9%増(2024-05-07 20:45)


Posted by 渡久地明 at 22:38│Comments(0)沖縄観光の近況
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。