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2005年04月26日

沖縄の投資ブーム 話しだけのバブルなの?

大がかりな投資のうわさがいくつか聞かれる。

 カジノオーストリア社は千数百億円で沖縄カジノに進出したいといっており、これは記事になっている。

 那覇市内の中堅ホテルを買収した米投資会社も千億円の資金を準備しているというが、記事になっているのはあと数軒のホテルの買収を希望しているという程度。

 もう一つはこれも千億円を超える規模で投資するというが、厳重な内緒扱いとなっていて内容はよく分からない。

 さらに知り合いの社長が米国留学時代の同級生とばったり恩納村のリゾートホテルで出会ったが、米大手投資会社G社の社員で投資のための調査をしているといい、G社はすでに100億円規模の投資を実行済である。

 ここまで書いて、そういえば、おきなわ証券の関連会社が返還軍用地をターゲットに700億円規模の投資を計画しているというニュースがあったのを思い出した。

 上の話しはネタ元からダブルカウントはないと思うが、これ以外にも規模の小さい話しならいくつも聞いている。直接わたしにホテルの売り物がないかと問い合わせてくる人もある。

 合計してざっと5000億円。沖縄県の1年間の予算額に匹敵する。

 これに那覇空港の沖合展開の3000億円とかが加わると1兆円が目の前に近づく。

 話しだけのバブルか、そうでないか。不況なのに大がかりな投資を行う用意があるというのは外資系が中心であり、沖縄を取り巻く環境の変化が読めているということに他ならない。ここ数ヶ月が面白い。


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Posted by 渡久地明 at 20:54│Comments(0)沖縄観光の近況
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