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2005年11月06日

グアムに投資

日本政府は米軍再編で基地機能が強化されるグアムに数千億円の投資を行うと今日の沖縄タイムス・琉球新報朝刊は1面トップで伝えている。

グアムの強化は数年前から検討されてきており(ランド研究所のレポートも含め)、2、3年前から、日米の新聞でグアムの強化について記事が出ていた。

つまり、グアムの強化は沖縄の負担軽減とは無関係に米軍が行う予定であり、すでに基地は建設中だった。グアムが基地強化特需で地元経済界がお祭り騒ぎという記事も出ていた。

琉球新報3面の解説「政府が特別協定などの新たな法的措置を講じてでも在沖海兵隊のグアム移転費用の負担を検討するのは、移転を確実にし、沖縄の負担軽減を優先する姿勢の表れといえる」(無署名)とするのは、見当はずれも甚だしいが、なぜこんな解説が出るのか裏にある意味を考えておく必要がある。

なお、グアム強化の新聞記事の出方、強化の内容などは、神浦さんのHP

http://www.kamiura.com/

でサイト内検索(トップページの一番下)すると、いくらでも出てくる。


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Posted by 渡久地明 at 11:29│Comments(2)返還基地の跡利用
この記事へのコメント
明さんはじめまして !
まさに今後の沖縄を考える一人なんですが
軍事をも経済の一環といわれますが、どうおもいますか ?
私も含め、何よりも先におきなわの皆さん意識を早期改革が
必要だと感じます。
マインドもごみ処理のように、いらないものは捨て、バージョン
アップしなければこの世の中うまく世界と融合できないのじゃ
ないかな~と思うです。
今後このおきなわで残されたビジネスはずばりなんだと思いますか ?

ありがとうございます
Posted by 上原国雄です at 2005年11月11日 00:50
上原さん、初めまして。

>今後このおきなわで残されたビジネス

これがわかればわたしが儲かっていると思いますが(略)

軍事関連では、ロビン・サコダ氏(クリントン大統領の頃の国防省日本部長経験者、アーミテージの子分)が、アーミテージ事務所を訪問したわたしたちに、

「同盟には二つの意味がある。一つは同盟そのものの目的を達成すること、もう一つは同盟をビジネスに活用すること」

といっていたのを思い出します。

軍事以外なら、観光産業は確実に拡大します。
Posted by 渡久地明 at 2005年11月13日 09:31
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