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2006年04月07日

名護市長を強力に支持する

名護市長のこの苦渋の受入によって、嘉手納以南の米軍基地1500ヘクタールが数年以内に返還されることになった。おかげで、いつ市街地を巻き込む事故が起こってもおかしくなかった普天間飛行場の危険性が激減する。

閉鎖基地は今後20年くらいかかって、再開発される。普天間は480ヘクタールある。すでに、あらゆる公共事業が投入できるよう、宜野湾市役所は計画を立てているはずだ。

キャンプキンザーは良好な海岸沿いにあり、広さは270ヘクタール。全部観光開発すれば、ワイキキを上回る受入能力となるだろう。

那覇軍港も返還になり、面積は56ヘクタール。軍港部分はヨットハーバーやマリンレジャーの基地になるだろう。

キャンプ瑞慶覧は642ヘクタール。全部ではないようだが、大半が返還になる。

キャンプ桑江106ヘクタール。

以上合計、1557ヘクタール。

それに辺野古の施設工事、那覇空港の沖合展開が加わる。巨大な再開発事業となる。とりあえず更地に戻すなんて、ばかなことはやめて、沖縄全体の再開発を構想すべきだ。え、そんな巨大な構想まだできてないって、遅いゾ沖縄県。

《緊急提言》 目の前に来た普天間返還 沖縄全体の再開発考えるべき(渡久地 明、04年3月13日)


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Posted by 渡久地明 at 22:32│Comments(2)返還基地の跡利用
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名護よりも種子島に基地を【佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン】at 2006年04月11日 00:10
この記事へのコメント
今回の、名護市長の判断ですが、正直びっくりしました。
てっきり、断固反対を貫くものだと思って。

神浦さんのサイトにもありましたが、結局、この案以外に
妥協する事はできなかったんじゃないかと思います。
誰が市長になったとしても、今回の決断以外の
決着は難しかったでしょうね。

平和団体の方たちからは、リコール請求などがでている
ようですが、名護市長さんは、前向きに市政に勤めて
欲しいです。そんな役回りをあえて受けた島袋市長の
決断に拍手を送りたいです。

ただ、今の沖縄の世論では、彼の判断が評価されるのは、数十年後になりそうですね。残念なことです。

臥薪嘗胆の気持ちで、沖縄県民は、雇用・景気回復に向けて、
独自の経済政策を取って言って欲しいです。

私は、那覇の人間なので、事情を知らないとすぐに、硬直した思考
になってしまいがちです。中部・北部の雇用環境は深刻な
レベルと聞いてます。

今回の決定をきっかけに、沖縄の産業政策が大きく
動き出してくれるといいのですが。

夢の、南北縦断鉄道の実現にも期待したいですね。
Posted by toguchi at 2006年04月10日 14:20
>toguchiさん
エントリでお返事します。
Posted by 渡久地明 at 2006年04月10日 22:13
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