てぃーだブログ › 渡久地明の時事解説 › 沖縄観光の近況 › 観光情報学の話題 › 世界200ヵ国の外国人観光客数(最新、世界銀行)

2017年04月26日

世界200ヵ国の外国人観光客数(最新、世界銀行)

世界銀行がデータを更新していた(2017年4月17日付け)のでグラフにした。元データはUNWTO、データの使用はオープン。沖縄(赤、沖縄県観光政策課)とハワイ(茶、HTA)を追加し、日本(黒)とあわせて太い線で繋いだ(ハワイは分かりにくいが、沖縄のちょっと上にある)。世界200ヵ国あまりののインバウンド観光は9割が右肩上がりで、1割前後が戦争や経済運営の失敗などで右肩下がりとなっているようだ。日本の伸びはパシフィックアジア地域のインバウンド観光を牽引したとUNWTOが説明している。

このグラフを見た瞬間にやる気をなくしたという人がいたが、難しく考えないで、遠くから全体を見て折れ線のほとんどが右肩上がりになっていることだけ確認できればそれでいい。ところどころに右肩下がりの折れ線があるが、それらの国の共通点として、紛争などが挙げられると思う。

結局、国際観光は伸びるのが当たり前で、紛争などで減少もあり得る。

もう一つ、フランスなど横ばいとなっているところがあり、その理由はこれ以上観光客を受け入れられない上限に達している可能性があるからだろう。

世界200ヵ国の外国人観光客数(最新、世界銀行)





同じカテゴリー(沖縄観光の近況)の記事
GWの沖縄線は4.9%増
GWの沖縄線は4.9%増(2024-05-07 20:45)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。