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2009年07月13日

麻生さん手強い、降ろすな

 衆議院の7月21日解散、8月30日選挙が決まった。

 「麻生首相の下で選挙は戦えない」
 
 という。
 
 しかし、麻生総理以外のだれかの下で自民党は勝てるのか?
 
 さすがに勝てないという判断で与党が妥協したのだと思われる。
 
 麻生さんとしても「表紙を代えればいいというものではない。わたしは逃げない」(先ほどのTVニュース)とカッコつけられるし。
 
 この場合、総選挙で負けて麻生引責辞任、新総裁を選ぶか、先に麻生さんが降りて、新総裁を選び、総選挙で負けるかの違いであり、どっちみち負けるという大勢にあまり影響はない。新総裁で負ければ次の選挙も厳しいが、麻生で負けておけば、全部麻生に責任をなすりつけ、新総裁にも芽がでる。
 
 結局、7月21日解散、8月30日選挙でまとまるほかなかった。
 
 これで民主党は楽勝体制となった。もっとも、投票する側としても民主が楽勝なら、おれが投票することもないか、といって投票率がグーンと下がり、組織で動く自公が有利になるというウルトラ逆転劇もあり得る。
 
 自公が勝つにはその手があるとすると、もっと民主を油断させ、超楽勝ムードをつくりだせるような、大量にどじを踏む新たな総裁を選んで投票率を思いっきり下げる、という離れ業を使ってはどうか。あ、それなら麻生さんそのままでいいのか。こりゃ、手強い。
 
 どうせなら構造改革派から新総裁を出して、ガチンコ勝負というのがいい。徹底してバカな構造改革派の骨を断っておくべきだと思うのだが…



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Posted by 渡久地明 at 21:27│Comments(0)デフレ脱却
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