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2011年11月01日

どうせなら米国債でなく、日本国債を買え

フィナンシャル・タイムズまともだなあ。(本日付社説の後半)
http://p.tl/cja2

■日銀は大胆な量的緩和策を

 円の対ドル相場は12年~13年にかけて一段と上昇する見通しで、日本の為替ジレンマは和らぐ気配がない。だが、もし日本銀行が国内の課題にもっと真剣に取り組めば、為替問題の多くは消えて無くなるはずだ。

 日銀は他の主要国の中銀よりはるかに広範囲の政策手段を長年にわたり実験してきた。とはいえ、その多彩さは画期的だが、実施規模はかなり控えめで、日本のデフレに終止符を打つには至らなかった。

 日銀がもっと大胆な量的緩和策を打ち出し、買い入れ対象を短期資産ではなく10年物国債とすれば、円の上昇圧力を決定的に抑え込む有効な手だてとなるだろう。さらに重要なのは、長く低迷する国内経済を刺激する効果も大きいことだ。この景気浮揚こそ、日本が本気で取り組むべき真の課題といえる。


一言で言えば、為替介入で大量のドルを買って、結局、それで米国債を買うわけだが、それより、日本国債を買って、そのカネで政府が公共投資したほうがいい。



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Posted by 渡久地明 at 19:24│Comments(0)デフレ脱却
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